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#SONYアクションカメラ

ソニーアクションカムFDR-X3000 レポート(その3:FDR-X1000と外観比較してソニーの本気が判った)

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FDR-X3000とFDR-X1000Vの外観を並べて比較してみました。

サイズ比較

左がFDR-X3000で、右がFDR-X1000Vです

FRD-X3000のサイズ:約 29.4mm x 47.0mm x 83.0mm
FDR-X1000Vのサイズ:約 24.4mm x 51.7mm x 88.9mm

ですので、こちらの方向から見た姿はFDR-X3000の方がかなりコンパクトになっています。

次にボディの暑さを比較してみると、ほぼ同じでした

スペック上での厚み方向のサイズ増加は空間手ブレ補正を収納する為のレンズ周りの部分だということが判ります。

 

前部の比較

ただ、ちょっと気になるのは、前面のステレオマイクが小さくなっているように見えること。

FDR-X3000は左右それぞれたった1個の穴から集音するようですが、イメージセンサーと同じくマイクも大きい方が良いのでは?(^^;と思えます。音質はどうなっているのか?今後検証してみたいと思います。

 

上部の比較

左がFRD-X3000、右がFDR-X1000V、電源ボタンが追加されました。これで電源OFFがすぐに出来ることになりました。

 

バッテリー格納方法の比較

両機共に後部にバッテリー蓋をロックするスライドレバーがありますが、バッテリーの挿入方法は大きく異なります

FDR-X3000はサイド部からバッテリーを入れる仕様なのに対し、FDR-X1000Vは後ろから入れる構造となっています

このバッテリーの格納方式の違いこそが、私のFDR-X1000Vで発生した接触不良問題を根本的に解決する為の構造であれば、とてもうれしい進化です。

ただし、こちらがFDR-X3000にバッテリーを入れた姿ですが、バッテリーのロゴマークの印字的には裏返して入れるんですね。。。
なかなかバッテリーが入らないので小1分間くらい焦ってしまいました(^^;

 

底面の比較

次にこれもX1000Vで不満だった底面の三脚穴比較

X3000はフラットな底面になりましたね。三脚のネジでがっちり固定出来そうです。
X1000はたったこれだけの接触面積、しかもラバーも貼ってません。そもそもアクションカメラとして固定するには無理があるような気がします。

HDR-X3000のmicroSDXC/SDHCカードスロットは下部に、マイク端子は後部に。
一方、FDR-X1000Vのカードスロットは後部に、逆にマイク端子は下部に配置されていますがこれは改善、
ただFDR-X3000でちょっと気になったのはmicroSDの裏表どちらもすんなり入ってしまうことです。ちなみに前後逆に入れてもすんなり入ってしまいました(^^; メモリスティックDUOと共用なのでこうなるのかな?

ちなみに、別アカウントにアップしている下のビデオはがFDR-X1000Vに外部マイクを付けて撮影したものです。

前を向いている内蔵マイクでは風切音が心配なのと、よりエンジン音を拾う為に外部マイクをヘルメット後部に下向きに取り付けています。
(それでもやっぱり走行中風切音拾っています(^^;ので今度はちゃんとウィンドウジャマー付けようw)

FDR-X1000Vでは下にコードが出ますのでマウントを工夫する必要がありました。
DR-X3000では後部にマイク付けられますので、これは良い改良だと思います。

 

ボタンの配置

FDR-X3000には、Menuボタンが追加されています。またボタンのサイズも大型化しとても押し易くなっているのが嬉しいです。
FDR-X1000Vはそもそも電源を入れる時にこの超小型のボタンを押す必要がありましたが、バイクでグローブをしている状態では不可能でした。FDR-X3000では何とかグローブをはめたまま可能になりそうです。

 

防水ハウジングも比較

こちらも、FDR-X3000で主に前後、高さ方向が小型になり全体でかなりボリュームダウンしています。

本体を入れると、やはりFDR-X1000Vの方が重く感じます。

GoProと比較するとソニーのアクションカムは防水ハウジングにいれるといきなり巨大化してしまうという欠点があります、重いとマウントにかなり負担を掛けますのでより軽量の方が良いですし、加えて前後方向のサイズが大きいと上下回転でのモーメントに影響がデルようで振動で大きくブレることなると思います。
出来るならFDR-X3000より更に小型化して欲しいくらいです(^^;

レンズ前面がフラットになりましたFDR-X3000はこのハウジングで60m防水となります。

FDR-X1000Vの場合水深60m防水を実現するには、別途前面がフラットになるダイブドアAKA-DDX1が必要になりますが、何故最初からそうしていなかったのが不思議でした(^^;
ただ、FDR-X3000は横方向のサイズが大きくなっていますので、マウント時に横方向で干渉する確率が増えるかもしれません。

FDR-X3000はハウジングのドアを開ける部分も改良されていました。
具体的にはOpenレバーがドア側に付いているので、片手で操作出来るようになっています。

FDR-X1000VはOpenレバーが本体側に付いていますので、両手を使ってオープンする必要があるのです。
しかもそのレバーが小さく指の腹で操作出来ず、爪が折れそうになってました。

また、ハウジングの蓋を閉める時もFDR-X1000Vではなかなか位置決めが出来なくイラっとしていましたが、FDR-X3000のハウジングは一発で閉まるようになりましたのでこれも嬉しい改良でした。

 

まとめ

という具合で外観だけでもFDR-X3000になって様々な工夫や改良が施されているのが判りましたので纏めてみました。

  • 小型化、軽量化
  • 三脚穴周辺の改善(これは大きい)
  • バッテリー固定方法の改善(もう電源不具合起こさないで)
  • 電源ボタンの追加(これも大きい)
  • Menuボタンの追加
  • ボタンの大型化
  • マイク端子の後部への移動で外部マイクがより使えるように
  • microSDスロットの独立化で給電撮影時の不安軽減
  • 防水ハウジングの防水性向上
  • 防水ハウジングのドア開閉の改善(イライラ軽減)

一方、ちょっと気になるのが

  • マイクが小さくなってしまったのが心配→音質を確認する必要あり
  • バッテリーロゴ側を見えるようにして欲しい→1度理解すればはまったく問題無いですが
  • microSDカードが裏/表や前/後どの方向でもすんなりと入ってしまう→モニタ表示を良く確認する必要がある

ということで、いかがでしょうか?

外観だけでも個人的にはこれまで不満に思っていたこと、不足している機能がかなり改善・追加されていました。
ソニーがやっとアクションカムのツボを心得て来たように思えます。

次は初期設定をしてみたいと思います。

 


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