家電流通の情報サイト、BCN RETAILがビデオカメラ市場の現状のレポートとその要因分析を行なっています。
家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、デジタルビデオカメラの年間販売台数は2012年をピークに減り続け、2015年は4割減、2007年以下の水準まで落ち込んだ。
Via : アクションカメラが拡大 変わるビデオカメラのニーズと用途 – BCN RETAIL
従来型ビデオカメラ市場の縮小
- デジタルビデオカメラの年間販売台数は2012年がピーク、2015年は4割減で2007年以下の水準まで落ち込む
- 規格争いの結果、上位3社の寡占に、規格争いに敗れたメーカーは撤退
- ”ファミリー向け”の側面が強調されていく。
- スマートフォン、デジタルカメラの動画撮影性能が向上し、専用機をわざわざ買うメリットが薄れた
- 未婚化・少子化も進み、ターゲットを見直さない限り、小さな市場を3社で競い合うことになりそう
ビデオカメラはウェアラブルへ
- 「Go Pro」に代表されるアクションカメラは伸びている
- スマホでは得られない”体験”を提案
- 2013年以降、急拡大
- 2015年には15.0%を占めた
- 昨年12月からさらに上昇し、直近の7月は32.2%、8月は33.7%に
- 参入メーカーは20社以上
- アクションカメラの拡大は、動画撮影に対するニーズと用途の変化とも受け取れる
そんな盛り上がっているアクションカメラ市場ですが、国内メーカーも参入しながらもなかなか軌道に乗らなかった例もあるかと思います。
また、代名詞のGoProも必ずしも順風満帆とは行っていないようですので、いずれにしても競争が激しく厳しい市場というのは間違い無いようですね。
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