富士フイルム X-Pro2のファームウエアVer.2.0、X-Pro1のファームウェアVer3.7を正式公開
先日のリーク情報通り、FUJIFILMがX-Pro2の新ファームウェアVer2.0を公開しました。
本ファームウエアを適用することで、AF精度、フラッシュ撮影機能、操作性などの面において、より一層の高性能化を達成し、「FUJIFILM X-T2」(以下、「X-T2」)と共に、「Xシリーズ」の「ダブルフラッグシップ」の一翼を担うカメラとして、より高品質な写真を撮影いただけます。
Via : 「FUJIFILM X-Pro2」ファームウエアVer.2.0公開のお知らせ : お知らせ | 富士フイルム
- X-T2に搭載された新しいAFアルゴリズムを「X-Pro2」に適用
- 位相差AF精度向上より正確なAFを実現
- AF-CでのAF追従性能も向上
- AF-Cで連写L時のAF追従性能を向上
- AF-Cモード時にレリーズ半押し中にAEが追従するように改善
- AF-Cで連写時に電子シャッターでのAF追従を可能に
- AF-Cで連写L時に単写(1コマ撮影)を可能に
- 瞳AUTO設定時に手前の瞳に合焦するように変更
- 測距点数が通常時91点(現行77点)、最大325点(同273点)に増加
- 「クリップオンフラッシュ EF-X500」(以下、「EF-X500」)に対応
- 最大3グループのフラッシュ群をワイヤレスでTTL調光させることが可能に
- 「EF-X500」との組み合わせでハイスピードシンクロ撮影が可能に
- クイックメニューに割り当てることができるメニューを変更
- ファンクションボタンに割り当てることこができる機能を変更
- 省電力機能
- オートパワーオフ機能に15秒、30秒、1分のタイマーを新設
- 省電力機能が「ハイパフォーマンス」「スタンダード」においても適用可能に
- AFフレーム補正の仕様が変更
- OFFのとき:パララックスに連動した測距点位置を表示するよう
- ONのとき:OVFのAFフレーム補正枠の表示位置を使用説明書記載の推奨値に固定
- AFフレーム補正OFF時においてもパララックスに連動した測距点位置を表示できるように
- フロントダイヤルの無効化設定を追加
- レンズ交換した際に稀にOVFが適切な倍率に自動で切り替わらない現象を改善
- ズームレンズ使用時のズーム操作によるOVFのブライトフレームの表示更新がスムーズになるように改善
- 電子シャッター使用時の手ブレ補正を改善
- スマートフォントアプリケーション「FUJIFILM Camera Remote」を使ったリモート撮影時に稀に発生するスルー画転送のコマ落ち現象を改善
- マウントアダプター使用時に絞り優先で露出が適切にならないことがある現象を改善し
加えてX-Pro1の新ファームウェアVer3.7が公開されました。
バージョン3.70
Via : X-Pro1 のファームウエアの更新:概要 | 富士フイルム
- 撮影メニューのAFフレーム補正ONときの仕様を変更し、使い勝手を向上
- OVFのAFフレーム補正枠の表示位置を使用説明書記載の推奨値に固定
- 従来→レンズの最短撮影距離までAFフレーム補正枠を表示
- 適用後→OVF実用範囲の距離までの表示
- 装着したレンズの最短撮影距離が推奨値よりも長い場合は、AFフレーム補正枠はそのレンズの最短撮影距離で表示
- OVFのAFフレーム補正枠の表示位置を使用説明書記載の推奨値に固定
加えて、X-Pro2及びX-Pro1のパララックス補正の改善と共に、レンズ側もそれに対応する新ファームウェアが公開されています。
- XF14mmF2.8 R
- XF16mmF1.4 R WR
- XF18mmF2 R
- XF23mmF1.4 R
- XF27mmF2.8
- XF35mmF1.4 R WR
- XF60mmF2.4 R Macro
- XF10-24mmF4 R OIS
- XF16-55mmF2.8 R LM WR
- XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
- XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR
- XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II)
X-Pro2とX-Pro1を両方お持ちの上でこれらのレンズを所有されている方は嬉しい悲鳴という感じでしょうか?(^^
頑張って下さい!
またこれらを全て準備されたFUJIFILMさんのお仕事も素晴らしいですね!
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