Lightroomユーザーの方は、大量の写真をRAW現像する際、PCやMacのマウスやキーボードで編集パラメータを調整しているとかなりイライラモードに突入(^^;される場合も多いと思いますが、それを物理ダイアルの操作で解決するLoupedeckというデバイスの製品化に向けた出資を募集しているということです。
コントローラーの配置はこんな感じ
基本的な調整パラメータやズーム等がダイアルに割り当てられていたり、確認用の操作ボタン等嬉しい配置ですね。
サイズは横400m、縦160mmということで、一般的なデスクトップ用キーボードに近いサイズです。
コンセプトビデオ
Indigogoの出資募集ページ
投資者向け製品説明ビデオ
Indigogoの事業化目標額は 75,000 €(約860万円)ですが、残り約1ヶ月の本日(11月3日)時点で40%の達成状況のようです。
販売予定価格は 229 €(約26500円)ということです。
Lightroomのパラメータが割り当てられ直感的に効率良く操作出来そうで、これが製品化した暁には是非試してみたい製品ですね。
ところで、これまでもこの手の製品は幾つか開発され販売されています。
こちらは Palettegearという製品。
写真家のTed Belton氏による公式ハンズオンビデオ
Palettegearのモジュール化されいるダイアルやスライダーをモジュール化して自由に組み合わせるというコンセプトは素晴らしいですし、アルミの質感もそそられるものがあります。
ですが必要なスライダーやダイアルを揃えるとまぁまぁのデスクトップスペースが必要そうですし、単体で買うとそれなりの出費になりそうです。
またより安価なソリューションとしてはMIDIコントローラーを使ってLightroomを操作するという製品もあります。
こちらはmidi2lightroom という会社のMIDI2LR プラグイン。
基本機能を持つソフトは無料で提供されています。
例えばUSB接続のMIDIコントローラー・フェーダーのBehringer BCF-2000を、Lightroomのスライダーに割り当てるというデモ。
別のMIDIコントローラーによるデモ
こちらは、Pfixer softwareが開発した同様のMIDIコントローラー用ソフト
こちらもBehringer BCF-2000をを使ったデモ動画。
更に、Pfixer software自ら製品化した小型コントローラーPFixer MiniMalも開発しています。
レビュービデオ
ということで、未だ幾つかの製品はあるようですが、冒頭のLoupedeckはLightroom専用コントローラーとしてより簡単に使えそうですし、デスクトップ専有スペースも少なくこの中では一番使い勝手が良さそうな製品と思われます。
日本でも販売されると良いですね!
2017/12/26 追記
楽天で購入出来るようになっています。ちょっとお高いですがMac専門の秋葉館楽天市場店で購入出来ますので、海外から直輸入するより安心かと思います。
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