10月にコダックがスマートフォン「KODAK EKTRA」を発売した際に、懐かしいイエロー&レッドの「K」マークロゴを復活させましたが、Wiredがその背景についての記事を掲載しました。
コダックは、2006年に廃止した「K」マークロゴを10年ぶりに復活させた。35年にわたって世界で最も広く認識されるシンボルとなってきたロゴをコダックが復活させた理由は、彼らの製品展開戦略と関係している。
Via : コダックはなぜ10年前の「K」マークロゴを復活させたのか?|WIRED.jp
- コダックは1971年、カメラのシャッターをモチーフとする赤と黄色のロゴを採用
- グラフィック・アーティストのC・ペーター・オストリッヒによるデザイン
- フィルムメーカーを表現するために「K」の字の2本の線を光線のように描いた。
- この光線はカメラのビューファインダーに注がれる光、あるいはスクリーンに投影される光を想起させる。
- グラフィック・アーティストのC・ペーター・オストリッヒによるデザイン
- 2006年コダックは時代に乗り遅れないための改革としてこのロゴを簡素な赤文字のロゴと差し替えた。
- 2012年、コダックは破産申請
- コダックは2016年10月下旬に「K」マークロゴを復活させた。
- ロゴを復活させるにあたり、ニューヨークのデザインスタジオ「Work-Order」に依頼
- 「Kodak」のフォントが、すべてボールド体の大文字にし縦に配置。
- フィルムのスプロケット穴を想起させるデザイン。
- コダックは現在、復活プランを抱いている
- 「現代のノスタルジア」を表現する製品を発表
- 「Super 8 Camera」の本体デザインには、有名デザイナーのイヴ・ベアールを起用
- スマートフォン「Ektra」は昔のレンジファインダーカメラに似た筐体。
- 「現代のノスタルジア」を表現する製品を発表
- 古くて新しいロゴも、その「現代のノスタルジア」を表現している。
当初不思議だった、新Kマークロゴの文字が縦方向に配置されている理由が解りました。
「現代のノスタルジア」はここ最近のトレンドでもありますが、コダックも新しいロゴと共に再び世界ナンバーワンのブランドに復活して欲しいと思います。