OLYMPUSのOM-D E-M1 mark IIは5秒の手持ち撮影が可能になる圧倒的な手ブレ補正が話題になっていますが。やはりDPreviewテスト結果でゴールドアワードを受賞ということです。
良い点
- 静止画及び動画共に、市場をリードする手ぶれ補正性能
- ハイブリッドAFシステムはクイックで、一般的な動体の補足性能も良好
- 防塵防滴ボディは頑丈でボタンの配置も良好、またダイアル類のカスタマイズ性も抜きん出ている
- 新2000万画素センサーはノイズレベルに悪影響は無く解像度が増加している
- 高ビットレートのUHD/DCIの4K動画
- 60コマ/秒(シングルAF)、18コマ/秒(コンティニュアスAF)の連写
- デュアルSDカードスロット
- バッテリーライフが平均以上
- ハイレゾショットがダイアルに配置されており、また手持ちでの性能が向上している
- USB 3 (Type C) 端子
- 可動タイプの便利な外部フラッシュが付属している
劣っている点
- 高価である
- JPEG撮影時のノイズリダクションがやや強い
- UHD 4K はDCI時より細部再現性能が低い
- 1080p動画の画質がソフト
- 連写時の動体補足の信頼性が低い
- カスタマイズオプションが過大過ぎる
- LCDモニターを可動すると、I/Oポートを塞いでしまう
- メニューシステムが先代モデルよりも退化している
- 最速フレームレート撮影の電子シャッターではローリングシャッター現象が発生する
- デュアルSDスロットのうち1つしかハイスピードUHS-IIメディアに対応していない
- バッファーがクリアになるまで画像のプレイバックが出来ない
まとめ
- OM-D E-M1 Mark IIはオリンパスのこれまでで最も野心的なカメラであり、同社の他をカメラを吹き飛ばしてしまう高速性能を誇っている。
- 静止画、動画の画質、AF性能、作りの良さいずれも恥ずべき点は無い。
- MarkIIは圧倒的なカスタマイズポイントを持っているが、ただこれは万人に受け入れられるものでは無い。
- おそらく多くの人が予算を確保することになるだろう、一方そうでない人もレンズ交換式カメラとして意識すべき存在になるだろう。
DPreviewは最も信頼されているサイトの1つですので、ゴールドアワードの受賞は大きいと思います。
OM-D E-M1 Mark IIは未だ発売されていませんが、ここまで高評価となると人気商品になりそうですね。
ご予約はお早目に!
|