Kenkoが発売していた画期的なフローティング構造を採用した「ZXプロテクター」は一部のレンズでフードに干渉するということが告知されていたようです。
ZX[ ゼクロス] プロテクターは、独自の「フローティングフレームシステム」構造のため、従来の小口径フィルターよりも外径を若干大きく設計しております。これにより、下記の一部カメラレンズ等でフードを装着できない、又は着脱しにくい場合がありますので、ご確認ください。
Via : 【更新あり】ZX[ゼクロス] プロテクターについてお知らせ | 重要なお知らせ | ケンコー・トキナー
株式会社ケンコー・トキナーは2016年12月27日、レンズフィルター「ケンコー ZX[ゼクロス]プロテクター」が、一部製品のフードと干渉する問題の該当レンズのリストを更新した。
Via : ケンコー「ZXプロテクター」のフード干渉、該当製品が追加 – デジカメ Watch
私も普段はレンズにプロテクタは付けたく無いと思っていますが、流石に大混雑のCESでの撮影ではプロテクタを付けた方が安心なので、SIGMA 50mm F1.4 DG HSM |ARTレンズ用にφ77㎜を、24-35mm F2 DG HSM | Art用にφ82㎜を購入していました。
これまでのフィルターは薄枠等が主流だと思いますが、この「ZXプロテクター」は確かに厚枠でした;;^^)
その上径も通常ほりほんの少し大きいということで干渉が発生するレンズがあるようですね。
幸いSIGMAのレンズでは干渉は無いようなので、今更ながら安心しています(^^;
「ZXプロテクター」特集記事がデジカメWatchさんに掲載されていますが、私もこれを見て「ZXプロテクター」を選択しました。
ZXプロテクターの最大の特徴が、新開発「フローティングフレームシステム」という技術である。特殊弾性緩衝剤の採用などにより、フィルターガラスへの負荷をゼロに近づけ、高い面精度を実現しているのである。これにより、レンズが持っている本来の描写性能が存分に引き出せるのだ。
Via : 特別企画:まったく新しい構造のプロテクター、ケンコー「ZX」(ゼクロス)を試す – デジカメ Watch
良いレンズには良いプロテクタを使いたいですね。
で、参考までにこちらが、安いフィルタは画質に影響があるという記事 → 「良質フィルターと安物フィルターの大きな差を実験で証明(lensrentals.com)」
田中希美男先生はプロテクタは百害あって一利無しという記事 → 「レンズフィルターは使うな(Photo of the Day)」