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あるフォトグラファーが富士フイルム X-Pro2をどうしても好きになれなかった6つの理由(fstoppers)

ソウルに在住し雑誌等に写真を提供しているフォトグラファーDylan Goldby氏が、X-Pro2を愛せなかった理由という、ファンにとってはちょっと刺激的な内容の記事を大手カメラ・写真情報サイト、fstoppers.comに寄稿されています。

Some may say I’m squarely in the Fuji fanboy camp. I love their cameras and lenses, and will sing their praises whenever I feel it is due. However, today I’m going to write about the one camera I haven’t liked in the lineup so far: the X-Pro2 (aside from the X-Pro1,
Via : Why I Can’t Love the Fujifilm X-Pro2 | Fstoppers

Dylan Goldby氏はFUJIFILM Xシステムのユーザーでもあり、X-T2をメインカメラにされていますが、それでもX-Pro2が好きになれなかった理由は何なんでしょうか?

経緯

ボタン及びダイアル

アイピース

グリップ

サイズ

ハイブリッドビューファインダー

バッテリーライフ

結論

 

いかがでしょうか?
結局一番の誤算はバッテリーライフであり、それが仮にX-T2よりも良いとすればセカンドボディとしてはこれらの不満点は我慢出来るということかもしれません。

ただ、そもそも購入前に常にEVFを使うということが解っていたのならあえてOVFが特長であるX-Pro2を買って不満に思う以前に、X-T2を買い足しするかX-E3?(^^;を待てば良いのではとツッコミたくもなります。

しかし一部、同感するところもあります。

私もX-Pro2をハンズオンした時、あのAF-Lボタンの位置はキヤノンで親指AFを使う方にとって確かに問題があると感じていました。
が、OVFで撮影するカメラとしては親指AFは不要であるということで納得していました。

また、パララックス補正ですが、X-Pro2ではレンジファインダーでありながらAFポイントを指定出来、かつパララックス補正まで行うという驚異的な機能を実現しています。
しかし、それが仇となってファインダー内で指定したAFポイントがパララックス補正によって相対的なポジションにズレてしまうのはとても気になっていました。

加えて、ファインダー内に小さくライブビューを表示するといいう、これもFUJIFILMが発明した驚きのアドバンストハイブリッドマルチビューファインダーですが、右下の投影部分が暗くなっている部分が覗き込む角度によって邪魔になる場合もありました。

Youtubeにもそんな事例がアップされています。

そして、こんなに素晴らしいAFを搭載しているのですから、たしかにEVFでしか使わなくなるのも理解出来ますね。

しかし、X-Pro2の最大の価値はこのOVFであって、それを気に入らないというのは元も子もない;;^^)ということですので、たしかに購入される前は自分の撮影スタイルにOVFは必要かを良く検討された方が良いということですね。

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