フェーズワンがRAW現像ツール CaptureOne 11 を発表!今度の進化も凄いぞ!
PhaseOne社がプロ向けRAW厳冬ツールCaptureOne 11を発表しました。
新機能紹介ビデオ
- 新開発したレイヤー機能
-
- より簡単でダイナミックなローカルアジャストメントが可能に
- カラーバランスツールがレイヤーで動作するように
- 大幅に進化したマスキングツール
-
- カラー抽出によるマスク選択機能
- 選択後に後調整が可能なスムースエッジ機能
- 髪の毛の自動選択機能
- グレースケール表示と編集機能
- パフォーマンスの改善
-
- 各スライダー調整の反映速度が大幅に向上
- 重複イメージの読み込みを排除する機能
- レタッチャーとのコラボレーション機能
-
- アノテーション機能
-
- 別レイヤーに、メタデータ、フリーハンドによる指示を描くことが出来、PSDレイヤーで出力が可能
- クロップパスをPSDレイヤーとして出力可能
-
- レタッチャーとクロップ結果を含めてフルサイズイメージでコラボレーション可能
- オーバーレイのウォーターマークもレイヤーとして出力が可能に
そして各機能のチュートリアル動画がアップされています。
エクスポート機能の進化
レイヤーマスキングの進化
アノテーション機能の使い方
レイヤーアジャストメントの使い方
まさに大幅進化!
今度のCptureOneはこれまで定評があったRAW現像クオリティーに加え、より実践的で印象的な作品作りをサポートするレイヤー調整、プロ向けのワークフローを支えるアノテーションとレイヤーエキスポート等を加えることで本当に強力なRAW現像ワークフローツールになった感があります。
Adobe LightroomのアップデートではCC中心となり一気にクラウド志向を強めましたが、その割にはワークフロー機能についてはこれからという感じで(個人的には)ちょっと煮え切らない感があるのですが、PhaseOne CaptureOneの方はまず今必要とされている実践向けのワークフロー機能を強化してきたということでとても説得力があると思います。
これら2大RAW現像ツールの進化の方向の違いが面白いですね!
CaptureOne11の日本での価格はデジカメWatchさんの記事で紹介されています。
価格は税別3万9,100円。月額20ユーロまたは年額180ユーロのサブスクリプション版も用意する。また、Capture One Pro 9/10のユーザーは税別1万6,700円でアップブレード可能。
Via : Phase One、マスキングツールが進化した汎用RAW現像ソフト「Capture One 11」 – デジカメ Watch で、我々(^^;SONYユーザーの方には今回も朗報!勿論CaptureOne 11 dor SONYも公開されています。
SONYのカメラならCaptureOne Express for SONYで素晴らしいRAW現像クオリティーを使うことが出来ますし、全機能が使えるCaptureOne Pro dor sonyもフルバージョンの約1/3の価格で購入することが可能です。
CaptureOneがアップデートされる時もSONYユーザーならではの喜びですね;;;^^)
更に各機能の入門動画もアップされていますので初めて使われる方は是非ご参考に!
インタフェースの機能
カタログの作成とイメージのインポート
調整の基本操作
フォルダー、カタログ、最終フォーマットでの出力