ソニー α7R III を分解!放熱と手ブレ補正が大きく進化していた(PetaPixel)
petapixelがα7RIIIを購入し先週納品されたということですが、さっそくそ分解した記事を公開しています。
- ソニーはカメラの背面側では無く下部を放熱に使っているように見える
- このカメラはおそらく多くの熱を発するように見える
- ソニーは排熱問題に真剣に取り組んでいるのが判る、過去起きた熱問題が解決出来ているのだろう
- マザーボードを横切り、フレームを回り込むように多くのフレキシブル基板が使われている
- ソニーの基板配置はとても効率的である、幾つかの場所ではケーブルの下に更にケーブルを重ねている
- アンテナのケーブルも非常に手際よく配線されている
- イメージセンサーからのケーブルは幾つかに分解されて、これはケーブルの柔軟性を高めることによってアップグレードされた手ブレ補正ユニットを効率良く動作させる為だと思われる
- α7RIIの手ブレ補正モジュールと比較すると、α7RIIIの真手ブレ補正モジュールは大きく改善されており、明確なアップグレードポイントである。
- α7RIIでは熱収縮テープ(黒い)が使われていないことも注目したい。
- センサーフィルターはα7RIIと殆ど同じに見える
- センサーフィルターはかなり厚いので、薄型のフィルターに改造しなければ周辺部の画質が損なわれていると考えられる
左がα7RIIIの手ブレ補正モジュール、右がα7RIIのだそうです
α7RIIIの手ブレ補正モジュールはが構造から大きく進化しているということが判り興味深いですね。
デザインは継承しながら、中身は確実に進化しているということですね。
ただ、デュアルスロットを採用するなど更にギリギリのスペースになっているようで、落下等でボディにダメージがある場合はすぐに基板や電子モジュールに影響がでそうな気もします。(その対策も進化しているとは思いますが)
ちなみに、分厚いセンサー前のフィルターですが、海外ではそれを薄型に変更するモディファイ用のパーツも販売されているようで、Petapixelは今回せっかく分解したのでそれを組み込んで再組み立てするということです。
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