フジフイルム X-H1に搭載されるシネマ用フィルム”ETERNA”シミュレーションは現行カメラにも搭載される筈?(FR)
FUJIFILM X-H1には新フィルムシミュレーションのETERNAが搭載さるということですが、fujirumorsがその追加情報を掲載しました。
As we already leaked here on FujiRumors, the Fujifilm X-H1 will have a new film simulation, called Eterna.
Via : Fuji Rumors – Fuji digital camera news
- X-H1はX-T2と同じ画像処理プロセッサー”X Processor Pro”が用いられることになる
- FUJIFILMは”X Processor Pro”を搭載する現行カメラにも機能改善のファームアップが実施されることでETERNAフィルムシミュレーションを搭載することになるだろう
- X-H1の発表直後になるかは不明だが、改善アップデートはスケジュールされているようだ
- 但し”X Processor Pro”が搭載されているカメラ全てに適用されるかはこれから確認する
“X Processor Pro”は、X100F、X-Pro2、X-T2、X-E3、X-T20等に搭載されていますのでアップデート期待したいです。
もしこの情報が本当だとすれば現行機種をお持ちの方は楽しみですね!
ところでETERNAは2004年に発売されたFUJIFILMの映画用銀塩フィルムで現在はディスコンになっているようです。
デジタル編集システムに対応する最新の銀塩フィルムということで、面白い文献が公式サイトに掲載されてています。
こちら→ 映画用カラーネガフィルム、ETERNAシリーズの開発
- シネマフォトグラファーが強く望む粒状性を向上させたフィルム
- デジタル変換の際、シャープ処理で粒状がノイズとなることをがあり粒状性の改善要望が大きかった
高感度E.I.500においての画質向上 - 特に卓越した粒状性を最も重視し設計したフィルム
- シャドーからハイライトまでの階調性や色再現性の繋がりを重視し設計
- 高感度フィルムに期待される暗部の再現性を向上させる設計
- シャドーからハイライトまでの安定したグレーバランス及び色再現性
- 感度がことなるフィルムを用いる場合のインターカット適正に優れる
- デジタル変換処理に適する優れたシャープネス
- アンダー側のラチチュード拡大によるディテール向上
このようにFujifilm ETERNAはシネマ撮影用のフィルムですので、今回のX-H1をはじめとするカメラの動画撮影用としても考えられている筈です。
ETERNAはVIVIDタイプ等がラインナップされているようですので、それらも再現して欲しいですね!
もしFUJIFILM Xシリーズのカメラで、銀塩シネマライクな表現が可能になるとすれば、これらのカメラは更に魅力的になることは間違い無です。
銀塩フィルムメーカならでは他社では真似が出来ない表現が可能になりそうですね!
なんだか、私も欲しくなって来ました、FUJIFILMのXシリーズ;;;^^)
こちらは、かつてETERNAのプロモーションの為に制作された作品がYouTubeにアップされています。
ユーザー側で撮影されたサンプルもアップされています
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