4000万画素という一眼カメラもびっくりの高解像度のセンサーを搭載したHuawei P20 Proが突如発表されましたが、早速DxOがカメラ性能のテストを実施していました。
その結果これまでのスマホカメラの基準を大きく上回る109という高いポイントを獲得したようです。
テスト結果まとめ
スチル写真では脅威の114ポイントをマークしています。ビデオの98ポイントもこれまでのスマホでトップということです。
スチルの良い点・残念な点まとめ
- 良い点
- ズーミング時においても良好なディテール表現、特に中間〜望遠側が良い。
- 深度の分析と心地良いボケ推移がもたらす、素晴らしいボケ効果
- 良好にコントロールされたノイズ処理
- 高速かつ高精度はAF
- 露出が良好で、ダイナミック・レンジがかなり広い、特に明所で良い。
- あらゆるコンディションでフラッシュの性能がとても高い。
- 残念な点
- 室内での高輝度ライトがある場合で、稀にオレンジ/ピンクの色被りが発生する。
- HDRのシーンで、少々人工的で、独特のエイリアシングやハロが発生する場合がある。
- ズーム時に、露出、AF、ホワイトバランスが安定していない
ビデオ撮影の良い点・残念な点まとめ
- 良い点
- とても効果的な手ブレ補正
- 高速、信頼性が高く高精度はAF
- AFトラッキング性能が高い
- あらゆるコンディションでノイズレベルがとても少ない
- 低照度での良好な露出
- 残念な点
- 露出の収束がややステッピングとなる
- エイリアシングが良く出る
- 高輝度の照明下でディテールの消失が起こる
- タングステンライト下でオレンジの色被りとなる
レビュー総評
- これまで何度も新世代のスマートフォンをテストしたが、それらは先代モデルに対し若干良くなっていたくらいだった。
- しかしP20 Proの進化は一気に1世代あるいは2世代も飛び抜けてしまったようだ。
- P20 Proのトリプルカメラセットはこれまで我々がテストして来たモバイルイメージングデバイスで最大限のイノベーションであり、正にゲームチェンジャーと言って良い。
- Huaweiは撮影状況に応じて最適なカメラを選択し、3つのカメラから得られるイメージデータを合算処理を行うことで、競合に対し全てのテストカテゴリで勝り、スチル及びビデオの両カテゴリでのランキング1位を獲得した。
- P20 Proでは特に低照度性能、ズーム、ボケ効果が素晴らしく、ライバルを一蹴してしまう。
- あなたが現状でベストなスマートフォンカメラを探しているのなら、これ以上のものは無い。
これまでの最高ポイントは、これも今年発表されたばかりのGalaxy S9+の99ポイント、次は昨年発表されていたGoogle Pixel2が98ポイント、iPhone XとHuawei P10が97ポイントのように拮抗した性能となっていましたが、Huawei P20 Proはそれを一気に10ポイントも上回る性能を示したということですね。
おそらくその要因はこれまでのスマホより大型で脅威の4000万画素の1/1.7型4000万画素センサーが用いられているということだと思います。
DxOのテスト総括でも“ゲームチェンジャー”という表現が使われていますが、正にスマホカメラの基準を変える1台のようですね。
日本でも発売されると思いますが今から楽しみです。
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