GoPro 新HERO 2018 vs HERO6比較レビュー動画でHERO6の価値を再確認(AuthenTech)
YoutubeチャンネルのAuthenTechのBen Schmanke氏が新GoPro HERO(2018)と、GoProのフラッグシップ機HERO6 Blackの比較レビュー動画をアップしています。
解像感、シャープネス
- サイドバイサイドで比較すると画質は大きく異なり、HERo6の方がよりシャープでクラリティも高い。
- 3倍に拡大すると解像度はHERO6が大きく上回っていることが判る。
- 両カメラを同じ1080pで撮影してもシャープネスやクラリティはHERO6の方がかなり良く2倍のお金を払う価値がある。
色彩表現
- 色とコントラスも大きく差が出る。
- HERO6がよりパンチがあり、新HEROはフラットな映像となるが、個人的にはHERO6の方が好みである。
- 青空の描写はHERO6の方がシャープで暗所から明所までシャープコトラストが高く、ダイナミックレンジを損わずかつビビッドは表現となっている。
- ダイナミックレンジもHERO6が明らかに勝っている。
ビデオ安定化、スローモーション
- HEO6の方がほんの少し画角が広い。
- 両カメラ共に電子ブレ補正を有するが、単純に言うとHERO6のブレ補正は信じられない位だと言える。
- 新HEROの方がより震動やグラつきが現れているが、HERO6はスムースで安定している。
- HERO6はジンバルによるスタビライズが必要無い程だ。
- スローモーション撮影もHERO6の方が大きく優れている。
音声記録
- 音声についてはサプライズであった。
- 新HEROの方がより大音量でクリアで、HERO6の方が低音楼でこもっている。
- HERO6はたぶんウィンドウノイズを強く抑えようとしている
- あるいは過去マイク部を派手に水没させてしまったことが原因かもしれない。
- それにしても音声記録の勝者は新HEROである。
静止画
- 静止画は新HEROが1000万画素でHERO6が1200万画素となる。
- HEOR6の方がシャープかつクラリティもかなり良い。
- 色飽和とコントラストはややHERO6が優れている。
- シャープネスとクラリティは大きくHERO6が優れている。
- ただ新HEROがかなり健闘したいたことに驚いた。
- 連写は新HEROが10コマ/秒に対し、HERO6は30コマ/秒で大きく違いが出た。
低照度の性能
- 最も重要なテストは低照度での動画撮影であるり両カメラ共にローライトモードを持つ。
- 両カメラ共にノイズと粒状性については同じように頑張った結果となった。
- 暗部においては少しだけHERO6が良いが、約2倍の価格差に対して機体していた程では無かったのが残念である。
まとめ
- もしアクションカメラを年2回、家族の記録用として使うような場合は1080pで十分で新HEROの方が向いている。
- 一方、このカメラを頻繁に使う場合は高価であってもHERO6の方が価値があると個人的には考えている。
いかがでしょうか?
私もHERO6のブレ補正は凄いと感じていましたがやはりHERO6のビデオ安定化は最強であることを認識しました。
また、画質についてもダイナミックレンジと見栄えがする色表現を兼ね備えているのも流石HERO6ならではのものだと思います。
そして、音声記録に関してはこの動画では新HERO(2018)が勝っているようですがこれは人の声を撮る場合だからで、私の体験では、HERO6をマウントしたバイクが低速で走っている時には風切音を拾っていたのですが、高速では逆にマフラーの排気音の方をより拾っていたことで、やはりHERO6はモータースポーツやサーフィン、スカイダイビング等の激しい状況で使われることを優先していることが判ったような気がします。
そして、旅行やイベントの撮影でHERO6を使う場合は外部マイクが必須になることも判りました。
さらに言えば高性能のステレオマイクと空間手ブレ補正も搭載するSONYのFDR-X3000やHDR-AS300の方が良いかもしれませんね。