DxO Labsが破産申告すると共にNikソフトの新バージョンのリリースを予告
先週DxOLabsが再建中というニュースが流れましたが、DxO Labsは公式ウェブサイトで破産申告についてと今後のソフトウェアリリース計画のコミットメントを公開しました。
On March 7, 2018, DxO Labs chose to file for Chapter 11 Bankruptcy Protection and is now in the process of restructuring the business.
Via : DxO Labs | DxO.com
- 2018年3月7日、DxO Labsは第11章破産保護の申請を選択し、現在事業のリストラを進めている。
- この数週間に及び手続きの過程においても、いかなる形であれお客様に影響を与えないと確信している。
- 事実、次の製品リリースを発表することができた。
- 6月に主力ソフトウェアDxO PhotoLabの無料アップデート(バージョン1.2)をリリースする予定。
- TIPA 2018最優秀画像処理ソフトウェア賞を受賞したこの最新バージョンのDxO PhotoLabには、改良されたローカル補正機能が搭載される
- Canon EOS 2000DやSony A7 IIIなど7台のカメラのサポートが追加される
- このリリースは、お客様に対し制約の無く、必要に応じて製品を更新できる「永久ライセンス」モデル(サブスクリプションモデルとは対照的)に対するコミットメントを再確認する機会になる
- 6月には、DxOがGoogleから2017年末に取得したNik Software Collectionの新バージョンをリリースする予定
- Nikのソフトウェアコミュニティが待望していた、初の「DxOによる」バージョンとなる
- これまでのバグを修正することに重点を置いている
- ユーザーエクスペリエンスの向上については最新のMac OSとPCプラットフォームとの完全な互換性を保証する
破産申告しながらも企業の継続は確信されていることが伝わって来てちょっと安心しました。
一方でAdobeやAutodesk等ライセンスビジネスをサブスクリプションモデルに移行する企業が多い中、DxO Labsは売り切りライセンスを続けるようでユーザーにとっては嬉しいかもしれませんが、ちょっと心配です。