米国の著名ユーチューバー” MKBHD”ことMarques Brownlee(マーケス・ブラウンリー)氏が、オレゴン州ポートランドのMotorized Precision社のスタジオで同社のシネマロボット KIRAのレポート動画をアップしています。
Marques Brownlee (AKA MKBHD) recently paid a visit to the company Motorized Precision in Portland, Oregon, to check out the company’s high-speed camera robots. In this 8.5-minute video,
Via : The Crazy Shots You Can Do with a Camera Robot
このビデオでシネマロボットと表現しているKIRAは、高精度ハイスピードロボットアームをカメラに応用しあらゆるカメラポジションの移動に加え、レンズのフォーカスやアイリスの電動コントロール、加えてカメラ(動画ではREDが使われています)の各種設定を、リモコンによる遠隔操作やソフトウェアによってプログラミングされたタイムシーケンスに制御、または自動追従等で動作させるということですね。凄い!!(^^
Motorized Precision社のKIRA製品情報ページ
スペック
- ベース部サイズ 1.2m x 1.2m
- 最高 2.74m
- 最低 0m
- 最大リーチ 1.6m
- 垂直可動最高速度 3m/s
- 水平可動最高速度 3m/s
- KIRAトラック(スライダー)最高速度 5.5m/s
- KIRAアーム パン ± 185° 200deg/s
- KIEAアーム 最低高でのリフト方向 35°/-155° 200deg/s
- KIRAアーム 最高高さでのリフト方向 +154~-120° 195deg/s
- カメラ部ロール +/-165° 370deg/s
- カメラ部ティルト +/-130° 310deg/s
- カメラ部パン 無限 610deg/s
- 質量
- KIRA ロボット部 257kg
- 最大カメラペイロード 18kg
- 電源ユニット 181kg
- 7mトラック(スライダー) 761kg
- トラックベースプレート 1632kg
デモリール
KIRAは2016年のNABで発表されていたようですが、その時のデモリール、、、
のっけから、ライトペインティングの映像でノックアウトですね(^^;
このようにMotorized Precision社はKiraによるロボットライトのデモも行っています。
つまり、カメラもライトもロボット制御して今までに無い映像が撮影出来るということですね。
こちらが作例デモ
KIRAのみらずハイスピードロボットアームを利用した撮影CM撮影等で使われているようですが、ブラシレスジンバルやドローンが誰にでも買えるようになったのですから、今度はカメラロボットが買えるようになるかもしれませんね!