Z7を製造している仙台ニコンでのQA、自動化率は76%
中国のmyzakerというサイトがNikon Z7とZ6が製造されている仙台ニコンで行われたメディアツアーでのQAをアップしているということです。
これをnikonrumorsが英語で翻訳した記事を紹介しています。
Here is a translation of the Q&A sessions published by Myzaker after a media tour of the Nikon Sendai factory where the Nikon Z6 and Z7 cameras are made:
Via : Sendai factory media tour Q&A: currently Nikon makes 20k Z7 mirrorless cameras per month | Nikon Rumors
Q : 現時点でのZ7の生産数は?またその歩留まりは?
A : 現時点で20000台/月、歩留まりの目標はもちろん100%。
Q : 見学中に多くのロボットを見た、Zカメラの生産におけるオートメーションの割合は? その割合はDシリーズよりも高いか?
A : 現時点でD5の生産自動化の割合は55%で、Z7は76%である。
Q : 一眼レフカメラと比較してZ7は小型でコンパクトであるがアッセンブリー工程での挑戦は何なのか?
A : メカニカルな部分はほぼ変わらない、勿論新パーツはより小型であるのでアッセンブルは難しくなる。
Q : 新製品では、完全な品質検査を行うのか、それともスポットな検査なのか?
A : 本日見て頂いたように全製品を完全に品質検査を行っている。幾つかのクリティカルな領域、例えば耐温度や堅牢性についてはスポットで追加検査としている。
Q : ここは唯一の組立ラインか?真鍮の屑が多いことに気がついたがそれらはリサイクルされるのか?
A : (長い間の後)今日ご覧になったのはZ7組立ライン。現在D5とDfのライアンは一時停止中。フィルムカメラF6用にもう一つのラインがある。クリーンルームエリアもある。一方レンズの成形エリアは紹介していないまた切削された金属屑は特定のリサイクル会社によって処理される。
Q : レンズマウントでステンレスと真鍮などの素材を使用する際の判断基準は?
A : 現在、ステンレス鋼はD5、D850、Z7などのハイエンドボディのレンズマウントに使用している。
真鍮はD5300のようなコンシューマーモデルで使用している。
通常レンズマウントには真鍮を使用しているが、一部のエントリーレベルのレンズはプラスチックマウントを使用している。
カメラ側のレンズマウントがすべてステンレスを使用しているわけではないことに注目して欲しい。どのくらいの頻度でレンズを着脱するかでマウント材質を決定する。
Q : Z6はここで生産することになるのか?
A : Z6もここで生産するつもりだが、現在はZ7の生産でフル稼働している。
Q : タイの生産拠点の役割は?
A : タイ工場の設備は仙台で設計されタイに出荷される前に組み立てられる。現在タイの自動化設備は全て仙台側で設計と生産されているが、勿論タイでの独自開発も行われている。。
自動化の為のコストを考慮した上で、タイと日本の自動化のレベルは異なっている。
Q : 全てのパーツはNikon内製なのか?あるいは外部パーツの使用率は?CMOSセンサーは?
A : 仙台で、マウント、ビューファインダーのレンズ、またマザーボードも作っている。約80%パーツが外部から調達している。
CMOSセンサーはNikonの要件に従ってパートナー企業によって製造されたものである。
Z7とZ6は仙台工場製ということですね。
個人的に興味があったのはNikon F6専用の製造ラインがあるということです;;^^)
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