kolarivisionというサイトが発売されたばかりのNikon Z7の分解記事を掲載しました。
Our brand new Nikon Z7 full frame mirrorless camera arrived at the office this week, and we immediately got down to business.
Via : Nikon Z7 Dissasembly and Teardown – Kolari Vision
- 背面のメイン基盤には多くのコネクターが配置されている。
- そのうち幾つかは2018年にリリースされた他のカメラでは見られなかったものだ。
- α7RIIIのようなシールド/ヒートシンクテープは見られない。
- Z7は1枚のメイン基盤のみで構成され多数コネクタが出ている。
- それらは折り重なったリボンケーブルで接続されている。
- 明らかにNIKONが1枚のXQDにするか、2枚のSDにするかの厳しい決断を行ったようだ。
- α7R IIIのデュアルSDカードスロットは、メインボードにほとんど固定されていないが、NIKONはここの接続を固めている。
- レンズマウントはラバーによって強固にシールディングされている。
- センサーと手ぶれ補正ユニットは、異なる厚みを持つ強固なスプリングによって正確な位置に保たれる仕組みとなっている。
- Nikonの手ぶれ補正ユニットは、α7IIIと比べてあまり可動範囲を持っていないことに驚いた。それでもNikonは5段分の補正効果があると主張している。(α7IIIは5.5段)
- 興味深いのは、Nikon Z7のセンサーのカバーガラス厚は、α7RIIIの半分しか無く、たった1.1mmである。 (訂正)当初センサー厚と記述しておりましたが、コメントをいただきカバーガラス厚に訂正いたします。ありがとうございました。
- これによってNikonの方がマウントアダプターによるレンズで光学的なメリットがある。
- Nikon Z7は外部も内部も美しくシンプルである、他のミラーレスカメラと比較して我々は驚いた。
- おそらくα7RIIIからいくつかの設計ポイントを継承されているようにも見えるが、Nikon独自のカメラとなっている。
SONY α7RIIIの分解記事の内容と比較してみると、SONYが電子屋さんで、Nikonはやはりカメラ屋さんの仕事に見えてしまうのは私だけでしょうか?(^^;
kolarivisionはZ7のマウントを独自の薄いものにして装着出来るレンズを増やしたり、赤外線フィルタを除去するカスタマイズサービスを検討しているようですね。
このような改造は一眼レフよりもやりやすいのかもしれませんね。
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