BCN+RのサイトにPhotokina 2018でLeicaの写真ビジネスユニットグローバルダイレクターのStefan Daniel 氏へのインタビュー記事が掲載されています。
「スマホはカメラの敵ではない」。ライカカメラAG・写真ビジネスユニットのStefan Daniel グローバル ダイレクターは、はっきりとそう言った。
Via : BCN+R ライカに訊く。スマホはカメラの敵か?
スマートフォンについて
- ライカのようなハイエンドカメラ市場にとってはスマホの拡大は追い
- ファーウェイからのライセンス料収入は大きな魅力
- 小さなボディーで高品質のカメラを実現させるノウハウが得られる
- ファーウェイの莫大なマーケティング費用でLeicaを世の中に知らしめることもできる
- ライカからは画像のあり方や品質、いい写真とは、何が必要かといったノウハウを提供
- ファーウェイからAIや画像認識のアルゴリズムといった最新のテクノロジーについて共有
- ゆくゆくはハイエンドのカメラもスマホで得られた技術生かしていく
Lマウントアライアンス、OEMについて
- パナソニックと13年から、シグマと16年から、フルサイズミラーレスの協議を始めた
- Lマウントアライアンスは静止画系だけでなく動画系の企業からの要請でも排除することなく検討
- Zenitから2年前にデジタルで再参入したいとの相談がありTyp240をOEM供に至る
いかがでしょうか?
Leicaはこれまで築いてきたアナログカメラとレンズの伝統に固執することなく、スマホメーカー、ミラーレスカメラメーカー、更には交換レンズメーカともアライアンスを実現しました。
そういえば、最近でもFujifilmとインスタントカメラのSofortで、カロッツェリアZagatoとはMや双眼鏡でもコラボしています。
いずれもがこれまでのLeicaブランドのステータスを落とす事無く、お互いのメリットを創出するコラボ出来ている(出来そう)なのが流石と言った感じです。
某フルサイズミラレースカメラの発表会であたかもサードパーティの交換レンズ参入を否定するとも捉えられない対応をされたが記憶に残っていますが、Leicaのようなアプローチも(当然検討されていたとは思いますが)是非進めて頂きたいですね。