9月末にティーザーが公開されたフランス発のMマウントレンジファインダーカメラPixiiが正式発表されました。
カメラ本体にはモニタは搭載されず、スマートフォンと連携して画像を共有することが主眼のカメラです。
現時点では、センサーサイズと価格は未だ明らかにされていません。
発表されたスペックは以下の通り
- ファインダー
- レンジファインダー 倍率 0.67x
- LEDによるフレーム表示と露出インジケーター
- 自動パララックス補正
- 自動LED輝度調整
- 標準レンズ用フレーム表示は 40/50mm, 28/35mm
- イメージセンサー
- CMOSセンサー ピクセルピッチ 5.5um
- 12bit ダイナミックレンジ (60-90dB)
- グローバル電子シャッター
- 標準感度 ISO200
- ISO100〜ISO6400の設定が可能
- 厚さ1.0mm未満のIRフィルタ、ローパスレス
- レンズ
- M互換マウント、アダプタでM39/LTMレンズの装着が可能
- 露光ボックス部は沈胴レンズに対応
- マニュアルフォーカスとマニュアル絞り
- ボディ
- アルミ削り出しボディ
- アルマイトシルバー、ラッカーブラック、カーボンチタン(特注)
- ISOアクセサリシュー、1/4スレッド三脚穴、ストラップリング
- サイズ:138x79x33mm
- 質量:約460g (バッテリ込)
- 操作系
- マニュアルシャッター速度設定
- 自動露出モード
- ISO設定、ホワイトバランス、その他のセッティングは統合メニューより設定可能
- OLED コントロールスクリーン
- システム
- デュアル ARM プロセッサー
- FPGAプロセッサーによるアクセラレータ
- Wi-Fi 802.11 b/g/n
- Bluetooth LE 4.2 (5.0にアップグレード予定)
- 内蔵ストレージ 8Gまたは32
- 電源
- NP-FW50バッテリ Li-ion 7.4V、1000mAh
- USB充電
グローバルシャッターのセンサーということで、CMOSISの「CMV50000」とすれば、35mmフルサイズということになりますがどうなんでしょうね・・・
デザインはとてもスマートですし、自動パララックス補正を搭載するなどけっこう本気(^^;のカメラですので日本でも発売されると良いと思います。
Voigtländer やZeissなどMマウントのレンズも豊富ですので楽しみですね!
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