「開放描写がこんなにも美しいレンズは、なかなか無い。」 シグマ 40mm F1.4 DG HSM Art マップカメラKasyapaレビュー記事
マップカメラのフォトレビューサイト、Kasyapaが『SIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art』の素晴らしい作例とレビュー記事をアップしています。
作例の撮影に使用されているカメラはCanon EOS 5D Mark IV ということです。
“ご紹介するシグマの40mmはその常識を覆す、驚くべき40mmレンズを登場させてきました。今回のKasyapaはArtレンズの最新作『SIGMA (シグマ) Art 40mm F1.4 DG HSM』をお届けいたします。”
via : マップカメラ | KASYAPA | 501:新たな表現を生み出す『SIGMA Art 40mm F1.4 DG HSM』 | SIGMA (https://news.mapcamera.com/KASYAPA.php?itemid=31849)
使い勝手
- 大きさは例えるならZeiss Otusシリーズのようなヘビー級。
- 室内で家族を撮影したり、テーブルの向かいに座る恋人を撮影するのにもってこいの焦点距離。
- 焦点距離も固定概念を取り払えば新しい撮影の楽しみも増える。
描写
- 解像力はものすごく高いが、ザラッとした画の硬さはなく、写真の中に上手く調和している。
- コントラストはしっかりと高いのに、なだらかに広がるトーン表現。
- ビネット(口径食)が生み出す絶妙な画作り。
- 世界観はどこか映像的で、映画と写真の中間に位置している。
- “表現力”という言葉のニュアンスが一番しっくりとくるレンズ。
- 35mmや50mmとはまた違う、独特の表現力。
- 逆光耐性に強く、フリンジの発生も抑えられている。
まとめ
- 『SIGMA (シグマ) Art 105mm F1.4 DG HSM』と同様に解像力の高さを見せるレンズではない。
- 被写体のリアルな質感と立体感を見せるレンズ。
- 開放描写がこんなにも美しいレンズは、なかなか無い。
- 画面全体で均一性を感じられ、映画から印象的なワンシーンを切り取ったような写真に仕上げてくれる。
105mm F1.4 DG HSM | Art と共に、今回レビューされているSIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Artは、シネプライムレンズを前提に設計されたレンズということでしょうか。
これまでのArtシリーズより価格も少々お高めのようですが、確かに表現力という言葉が相応しい素晴らしいレンズのようですね。
それがこの価格で手にすることが出来るのですから、 SIGMA様には感謝ですね!!
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