シャープがCESで発表したマイクロフォーサーズ機の8Kセンサーは自社開発で価格は?
CES2019でSHARPがサプライズ発表したマイクロフォーサーズ8Kカメラが話題になりましたが、各メディアによってもう少し詳細な情報が明らかになっていますので、まとめさせていただきました。
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Jason Vong
各メディアの記事
CES2019にシャープが久々に出展した。今回は8K Ecosystemの一部として参考出展した8Kビデオカメラのお話しを伺ってきた。
Via : [CES2019]Vol.04 シャープ、カメラ事業再参戦?8Kビデオカメラを鋭意開発中 – PRONEWS
- ビジネスソリューション内でコンシューマからプロシューマ向けの市場を狙う製品として現在開発が進められている
- RAW収録を見送ったことでシネマ系のプロユーザー向けではない
- センサーはシャープの自社開発
- 画像処理エンジンもシャープ製を採用
- 自社製H.265のハードウェアエンコーダを搭載
- 設計は某メーカーとの協業
- 社内では実動モデルにてデバッグ中
- 正式な発表は4月に開催のNAB2019を予定
- リリースは2019年の上期
- 50万円を切る価格での発売が予定
米国ラスベガスで開催中のエレクトロニクスショー「CES 2019」。4年振りにCESに“復帰”したことで注目を集めているシャープは展示にもサプライズを用意していた。8Kの動画撮影に対応するビデオカメラを参考展示している。
Via : シャープがミラーレスカメラみたいな8Kビデオカメラを参考展示 – ITmedia NEWS
- 外観はミラーレスカメラに近いが「基本ビデオ優先の設計」
- 撮像素子の「フォーサーズ型8K CMOSセンサー」を含め、自社製デバイスを多く採用
- 2019年度上期中の商品化を目指す
- 価格は「3000〜4000ドル程度が目標」
今回は撮影機器の最新情報を求めて、シャープとキヤノンのブースを取材してみた。
Via : 【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】“8Kと第3の軸”、曲がり角にさしかかるビデオカメラ。シャープとキヤノンの場合-AV Watch
- 「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」が装着されている
- 非常にオーソドックスなデザイン
- シャッターボタンの後ろに操作ダイヤル、動画の録画ボタンは軍艦部
- 背面にはボタン類をなくし、液晶画面をかなり広くとっている
- マイクロフォーサーズの8Kセンサーを自社開発
- 画像処理エンジンも、8Kテレビで培った自社製を採用
- 8K/30pの映像をSDカード1枚に記録
- 8Kフォーマットとして本気で普及させるという強いメッセージを発信していく
- 展示の8Kカメラはモックアップ
- 社内では実動モデルにてデバッグ中
- ビジネスソリューション製品のため、自社では直販サイトを持たない,販路としてはこれから検討
米国ラスベガスで国際イベント「CES2019」が開幕。シャープは、コンシューマー向けにマイクロフォーサーズ規格の8K動画撮影対応カメラを開発中であることを明かした。
Via : <CES>シャープ、コンシューマー向け8Kカメラ。マイクロフォーサーズ採用/HDMI 2.1対応 – PHILE WEB
- いわゆるミラーレスカメラ型のようなデザイン
- 「8Kセンサーを始め、主要チップもほとんど自社製のものを搭載する」
- HDMI 2.1対応のHDMI端子を備え、撮影した8K動画をHDMIケーブル1本で出力可能
- ハイアマチュアなど一般コンシューマー向けとして展開
- 今年度内の発売
- 価格も数十万円、できれば50万円以下
- 日本市場への投入も検討している
シャープが一般消費者向け8Kカメラに参入することが明らかになった。8日(日本時間9日)、世界最大規模のIT・家電見本市「CES」で開発中の「8Kビデオカメラ」を披露した。8Kコンテンツの作成から記録、表示までを手がける「8Kエコシステム」戦略を強化し、市場での優位性を高める狙いだ。
Via : シャープが「8K」動画作成を一般に開放!気になるカメラの値段
- 8Kコンテンツの作成から記録、表示までを手がける「8Kエコシステム」戦略を強化
- 「8Kエコシステムは単に映像を見て共有するだけでなく、高解像度体験を届けることだ」
- 今夏の商品化を目指している
- 普及に向け30万―40万円程度に抑えることを想定している
- グローバル展開を視野に入れる
シャープは2019年1月8日(現地時間)、米ラスベガスでの「CES 2019」に出展したブースでプレスカンファレンスを開催した。4年ぶりとなるブース出展の内容や8Kエコシステム、AIoTについて最新の取り組みを語った
Via : シャープが4年ぶりにCESに出展、8K関連機器や30周年記念dynabookを展示 | 日経 xTECH(クロステック)
- 『8KとAIoTで世界を変える』という事業ビジョン
- 展示の目玉には「8Kエコシステム」
昨年のCESでは別会場で小規模に展示をしたが、今年はメイン会場で韓国サムスン電子と隣接する「一等地」にブースを展開。超高精細の8K映像を次世代通信規格「5G」で電送する技術や、調理家電同士の連携などを紹介した。
Via : 「SHARP is BACK」 シャープ4年ぶり「CES」復活 一等地にブース展開 – ITmedia NEWS
- 中期経営計画の『8KとAIoT(人工知能と通信技術の融合)で世界を変える』ビジョンに基づいた製品
- 今年上半期に発売予定
- 価格は30万円程度を想定
イメージセンサーは自社製に間違いなさそうですね。
ただ、設計は某メーカーとの協業というのが気になります。
協力とはイメージセンサーなのdしょうか?それとも8Kを推進するメーカーなのでしょうか?あるいはマイクロフォーサーズのメーカーなのでしょうか?
発売時期については年内は間違いなさそうですが最速で上期に発売ということですね。
価格については、30万円、30〜40万円、50万円以下となっていますが、おそらく現地での3000ドル〜4000ドルの情報が30万円〜40万円となり、50万円以下を目指すというのが現時点でのパナソニックのコメントということになりそうですね。
ちょっと気になるのは、8Kの編集や共有環境ですが、まずはそれらはあまり意識されておらず、まずは自社製TVに接続して再生っということになりそうですね。
エコシステムを目指すということですが、コンテンツ管理にも何かショリューションが欲しい感じです。
ということで、今年中には8Kが民衆(^^に降りて来て2020を迎えられることになりそうで楽しみです!(私個人的には導入無理だけどw)
SHARP CES2019公式ページ
シャープは、2019年1月8日(火)から1月11日(金)まで、米国ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大級の家電見本市「CES 2019」に出展します。今回、セントラルホールに一般公開ブースを構えるものであり、4年振りに本格的に出展いたします。
Via : SHARP @ CES 2019 – CES 2019:シャープ
ということで、SHARPは8K、5G、AI、IOTを戦略として復活を始めたということですね。
5Gなどでも具体的な製品が出ると良いと思います。
シャープ 50V型 液晶 テレビ AQUOS LC-50US45 4K HDR対応 低反射「N-Blackパネル」搭載 2017年モデル
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