Leicaはいくつもの限定モデルを発売していますが、限定モデル中の限定モデルと言える、Leica M10-P “ASC 100 Editionが発表されました。
“With the M10-P “ASC 100 Edition”, Leica has created a fitting tribute to the world of cinema on the occasion of the 100th anniversary of the founding of the American Society of Cinematographers.”
Via ‘ ライカMシステム 特別限定モデル // ライカMシステム // フォトグラフィー – Leica Camera AG (http://jp.leica-camera.com/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%ABM%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%ABM%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0-%E7%89%B9%E5%88%A5%E9%99%90%E5%AE%9A%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB)
ASC – American Society of Cinematographersは全米撮影監督協会で、今年で100周年を迎えるということでその記念モデルになります。
M10-P「ASC Edition」の背景
- 1919年に設立されたASC アメリカ映画撮影監督協会は、世界で最も古い映画製作者の協会である。
- 2019年2月に、ASCは33回目となる名誉ある賞を発表する。
- 今回映像制作者の為のツールとなるM10-P「ASC Edition」 を発表する。
- 1919年初頭、写真を熱狂的に愛する撮影監督、オスカー・バルナックは35 mmストリップ映画フィルムを2Komaでフレームサイズを24×36 mmの水平フォーマットとした「Ur-Leica」の発明し35 mm写真の開発の基礎を築いた。
- “Ur-Leica”は露出値算出を行う為にも用いられ写真の新時代に入った。
- その結果Leicaという名前は映画制作という芸術の不可分な部分となった。
- Leica M10-P ASC 100 Editionはバルナックの独創的な考えを現代の言葉に翻訳している。
M10-P ASC 100エディション製品の説明
- Leica M10-PボディとLeica Summicron-M 35 f / 2 ASPHで構成
- VisoflexファインダーとLeica M-PL-Mountが付属
- シミュレーションモード
- ASC Cine Classicモードはアナログ35 mm映画フィルムの外観をシミュレートする
- ASC Contemporaryモードは現代のデジタル映画をシミュレートする
- 映画撮影で使用される異なるアスペクト比を選択することが可能
- 起動すると対応するアスペクト比は輝線枠として表示される
- 映像撮影者や映画制作者が任意のレンズでシーンを見たりテストしたりすることを可能にする
- Leica FOTOSアプリ
- 撮影プロジェクトに関わるすべての関係者とすぐに結果を共有して議論することができる
- 撮影場所の記録もアプリで容易になる
- M10-P ASC 100 Editionは独自の機能機能だけでなく、カメラのデザインは基本的なものだけに徹底的削がれている
- 2019年秋発売
これはバルナック氏、Leicaという会社の生い立ち、映画と写真の歴史をそのまま表した凄い限定モデルになりそうですね。
またコレクター的な限定モデルというだけでなく、他のLeicaカメラには搭載されていない映画製作者の為に必要な機能が盛り込まれているのも素晴らしいですね。
いったいお幾らになるのか、考えるだけでも怖くなって来ますがw、このカメラが欲しい方は秋発売ということで、今すぐLeicaストアに予約を入れるのが吉だと思います。(完全に他人事ですいません)
一方、発売されたばかりのLeica M10-P Safari Edition はマップカメラさんでも予約が受け付けられていますので、是非!w
|