AmazonでFUJIFILMのプレミアムコンパクトカメラ XF10が4万円を切る価格で販売されています。(3月28日時点)
GR IIIの現時点での価格は11万円弱ですので単純に割り算するとXF10が2.7個買えることになります(^^
価格.comの価格推移
を見ると、3月に入り、GRIIIが発売されたタイミングで4万円をはじめて切っている感じです。
この価格推移を見ると、同じ28mm単焦点レンズを搭載するプレミアムコンパクトとしてGRIII発売の影響を受けて値下がりしているように見えます。
FUJIFILM XF10とGR IIIを比較した表はこちら
XF10を実機で確認してみた
で、私も気になるのでさきほどカメラ量販店でXF10を触ってみました。
GRIIIと比較してXF10が良いと思ったところ
- AFが良い
- 速い、像面位相差ピクセルが示され信頼出来る
- あまり迷わない
- 最短10cm付近でもほぼ問題無く合焦する
- レンズ周りのダイアルが便利
- ディフォルトではクロップが割り当てられておりこれが便利
- よりシンプルな操作系
- 私はあまり好きで無い十字ダイアル(しかもGRIIIでは斜めっているw)では無くジョイスティックである。
- 私が好きなQボタンがあり設定が一気に見渡せ変更出来る。
- 背面のボタンが少なく親指のスペースに余裕がある
- マクロモードという考え方が無い
GRIIIよりXF10が劣っていると感じたこと
- レンズキャップである
- 入門機的なデザインと各部のディテール
という感じです。
XF10の最大の弱点はレンズキャップだと思いますが、その代わりにレンズ周りのダイアルがあります。
それにクロップが割り当てられ(別の機能に変更できます)ズームレンズと同等に操作ができます。
GRIIIの方がスペック的にはマクロ撮影能力が高いのですが、マクロ時のAFが微妙ですので上級者でないと使いこなせないと思います。
通常のユーザーのマクロは料理やスイーツの撮影だと思いますので最短10cmあれば十分で近接時もスムースに合焦します。更に補助的にクロップを使うようにすればGRIIIよりも使い勝手が良いと思われます。
XF10がスペック的に劣るのは、手ぶれ補正が無いことろですが、実はディフォルトで電子手ぶれ補正がONになっていたりしますw
あと謎の仕様としては、XF10はせっかくタッチパネルを搭載ながらも、メニュー操作やQメニューの操作ではタッチ操作出来ないことになっています。
タッチAF/シャッターは正確なAFも相まってGRIIIより良い感じなのですが。。。。
細かいところではXF10はmicroUSB端子のドアがちゃんとヒンジ機構になっていて安心出来るのもあります。
GRIIIは固体によってUSBーCのドアが爪が折れるほど硬いものもありますし、充電時に必ず力を入れて開いているといつか切れる感じですので不安なんですよね。
いろいろ書きましたが、GRの魅力はGRというモノをを持つことですので比較することは出来無いとは思いますが、4万円以下で買えるXF10はかなり魅力的だと思いました。
本当に残念なのはレンズキャップなんですよね、、、、あとデザインはGRには勝てない(主観的に)とは思います。