DxOMark Mobileのテスト結果で サムスン Galaxy S10 5G がモバイルカメラ最高ポイントを叩き出す
DxOMark MobileのテストにSAMSUNG Galaxy S10 5G のカメラの結果が出ました。
何とこれまで最高値を叩き出していたHUAWEI P30 Proと同じ112ポイントを獲得してトップ性能のカメラになったということです。
“The Galaxy S10 5G is the new, ultra-premium version of Samsung’s flagship S10 family of smartphones.”
Via ‘ Samsung Galaxy S10 5G camera review – DxOMark (https://www.dxomark.com/samsung-galaxy-s10-5g-camera-review/)
Glaxy S10 5G カメラのスペック概要
- ToFセンサー付きクアッドカメラ
- メインカメラ
- 1200万画素、1.4µmピクセルピッチ
- 換算26mm f/1.5–2.4レンズ
- デュアルピクセルAF
- 光学手ぶれ補正
- 広角カメラ
- 1600万画素、1.0µm ピクセルピッチ
- 換算 13mm, f/2.2レンズ
- 望遠カメラ 1200万画素 1.0µmピクセルピッチ
- 換算 52mm f/2.4レンズ
- デュアルピクセルAF
- 光学手ぶれ補正
- 動画
- 2160p/60fps,(4K/30fps がディフォルト)
各テスト結果

HUAWEI P30Proのテスト結果の各値と比較するとスチルはP30 Proが優れており、動画はGalaxy S10 5Gの方が優れているようですね。
(下図の左がP30 Pro、右がP20 Pro)
スチル性能の中ではP30 Proのx10倍モジュールによるズーム性能が抜きん出ていますので総合ポイントに反映されているようです。
一方でGlaxy S10 5Gはスチルも動画も色再現性が若干ですが良いようです。
Galaxy S10 5G のスチルで優れている点
- 概ね正確なホワイトバランスと好ましい色再現
- 正確な露出と、良好なダイナミックレンジ。
- 高速かつ高精度で信頼出来るAF
- 好ましい表現のボケエフェクト
Galaxy S10 5G の動画で優れている点
- 野外でも室内でもディテール再現が素晴らしい
- 正確なホワイトバランスと好ましい色表現
- 野外でも室内でも正確な露出
- 高速かつ高精度のAF
- 手持ち撮影で効果的な手ぶれ補正
- 4K動画撮影の細かい設定が可能
Galaxy S10 5G の静止画で好ましく無い点
- 画像処理によるリンギング、画像エッジの鮮明さの低下、またモアレ、ゴーストが現れることがある
- テスト条件によってはしばしば明瞭度やコントラストの低下が観れる
- ボケモードで不自然な処理が見受けられる
- 特に高倍率のズーミングでの解像度の低下
Galaxy S10 5G の動画で好ましく無い点
- ハイコントラストな条件でハイライト部で白飛びが発生する
- 特に低照度の室内で若干の露光が不安定である
- 低照度での解像度低下
- レンズの前後動作などAFでの収束が不安定な時がある
これまで他社を大きく引き離していたP30 Proに匹敵するカメラをSAMSUNG が出したことからも、スマートフォンのカメラにおける競争も一層激しくなっているということですね。
スマホカメラの性能がこのペースで向上すると、いつかレンズ交換式カメラの市場も侵食することになるのでしょうか?
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