もうカメラの連写性能にもそれほど拘らなくても良い時代が来るのかもしれません。
AIのディープラーニングによって動画のコマ間を補完して超スローモーションを生成する技術の実用化が近いようです。
“The Chinese 360°/VR camera and software company Kandao has announced a new technology called AI Slow-Motion that uses machine learning to turn ordinary footage into super slow motion shots.”
Via ‘ Kandao Uses AI to Turn 30fps Footage into 300fps Super Slow Mo (https://petapixel.com/2019/04/19/kandao-uses-ai-to-turn-30fps-footage-into-300fps-super-slow-mo/)
360度VRカメラやソフトウェアを発売しているKandao Technology社が元の動画を10倍スロモーションにするAI Slow-Motion を発表しました。
そのデモ動画がYouTubeに動画がアップされています。
この技術は、同社の360度VRコンテンツ編集ソフトKandao/QooCam Studioソフトウェアにも搭載されるということで、例えば同社のカメラで撮影した8K 30fpsで撮影した動画を8K 240fpsのスムースなスローモーション動画への変換や、4k 60fpsを 4K 480fpsのスローモーション動画に変換出来るようになるということです。
更にハイエンド360度カメラKandao Obsidian で撮影した120fpsの動画を1200fps!にしたサンプル動画も公開されています。
同様のAIによる動画補完技術は昨年にNVIDIAも発表しています。
この技術は静止画の連写画像に適用出来そうなのでた例えば、8コマ/秒のカメラで連写すると、80コマ/秒の画像が生成出来るということですね。
連写してしまうと、無駄な画像データが沢山PCに残るので、補完の方が良いかもと思いました。
更に将来AIの学習が進むと、1枚の静止画だけで被写体が動くことになるかも!w
QooCam 一台で180°&360°2つのモードを搭載した高性能VRカメラ 強力な手振れ補正 使いやすいアプリ 軽量・長時間 多彩な機能 iPhone/Android対応 【国内正規品】