米国で最も過酷な職種ランキングでフォトグラファーがワースト25位に(USA Today)
USA Todayによれば24/7 Wall St.のサイトが米国の仕事ワースト25を選出、フォトグラファーがその25位に選出されているということです。
“An employee’s job satisfaction largely depends on their particular employer. But in some careers, dangerous tasks, high levels of stress, and public scrutiny are all commonplace and can take a toll on employee satisfaction, no matter who the boss is.”
Via ‘ The 25 worst jobs in US: low pay, high stress, and poor job security (https://www.usatoday.com/story/money/2019/04/20/the-worst-jobs-in-america/39364439/)
このランキングは200種類の職種をランキングされたものということです、賃金面、危険なタスク、高い精神的ストレス、公共的なセキュリティなどから従業員の満足度を測った結果ということです。
25位 フォトグラファー
平均年間賃金: $34,000
- 年間34,000ドルの平均賃金は米国の全雇用の平均賃金の37,690ドルをわずかに下回っている。
雇用増加予測 2016〜2026: -5.6%
- 米国の平均雇用は、2016年から2026年にかけて7%の雇用増加を見込んでいるが、カメラマンの雇用は5%以上減少すると予測されている。
雇用総数: 49,560名
- カメラ付きスマートフォンによって特定の写真撮影はプロで無くても可能になっている。
- 企業は、サラリーで雇用しているフォトグラファーよりもフリーランスを選択することになり、写真の仕事は淘汰されて行くことになる。
他の職種と比較するとフォトグラファーお仕事は底辺が広く賃金の幅も大きいいことから平均賃金が低くなっていることがあると思います。
一方でお金を稼いでいる方の方が忙しい職種であるとも言えると思いますので、いずれにしても過酷な職業には違い無いと思います。
それより将来この職種が5%以上シュリンクしてしまうという統計の方が気になりますね。
更に写真や映像の仕事は、インスタグラマーやユーチューバーの方にも流れていますので益々競走が激しくなりそうですね。(写真家でありながらユーチューバーでもあるという流れかもしれませんが)
その他の職種は、、、
24位 フードサービス
年間平均賃金: $ 23,290
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 10.2%
総雇用: 266,190
23位 屋根施工
年間平均賃金: 39,970ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 11.1%
総雇用: 128,680
22位 溶接工
年間平均賃金: 41,380ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 5.6%
総雇用: 389,190
21位 海運労働者
年間平均賃金: 54,400ドル
予測される雇用の伸び、2016〜2026年: + 7.6%
総雇用数: 79,860人
20位 レンガ施工
年間平均賃金: 50,950ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 10.3%
総雇用: 63,930
19位 自動車整備士
年間平均賃金: 40,710ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 6.1%
総雇用数: 648,050
18位 バイヤー
年間平均賃金: 62,750ドル
予測される雇用の伸び、2016年-2026: -5.6%
総雇用: 407,410
17位 トラック運転手
年間平均賃金: 43,680 ドル
2016年〜2026年の雇用増予測: + 5.8%
雇用総数: 1,800,330
16位 建設労働者
年間平均賃金: 35,800 ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 12.4%
総雇用: 1,001,470
15位 港湾労働者
年間平均賃金: 28,260ドル
予測される雇用の伸び、2016〜2026年: + 7.6%
総雇用: 2,893,180
14位バス運転手
年間平均賃金: 42,080 ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 9.0%
総雇用: 174,110
13位 調理師
年間平均賃金: 48,460 ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 9.6%
総雇用: 128,600
12位消防士
年間平均賃金: 49,620 ドル
2016〜2026年の雇用増の見込み: + 7.2%
総雇用: 321,570
11位 .害虫駆除
年間平均賃金: 35,610 ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 8.2%
総雇用数: 77,300人
10位 塗装
年間平均賃金: 38,940ドル
2016年〜2026年の雇用増予測: + 5.7%
総雇用: 228,420
9位 広告宣伝
年間平均賃金: 51,740 ドル
予測される雇用の伸び、2016年-2026: -3.6%
総雇用: 133,110
8位 放送局
年間平均賃金: 40,080ドル
予測される雇用の伸び、2016年-2026: -3.2%
総雇用: 31,580
7位 ディスクジョッキー
年間平均賃金: 33,220 ドル
予測雇用成長率、 2016〜2026 年: -11.6%
総雇用: 27,780
6位 刑務官
年間平均賃金: 44,330 ドル
予測される雇用の伸び、2016年-2026: -7.7%
総雇用: 415,000
5位 軍人
年間平均賃金:統計なし
2016 – 2026年の雇用増加見込み:該当なし
総雇用:統計なし
4位小売販売員
年間平均賃金: 24,200 ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 1.7%
総雇用: 4,448,120
3位 新聞記者
年間平均賃金: 41,260 ドル
予測雇用成長率、2016〜2026年: -10.0%
総雇用: 37,140
2位 林業
年間平均賃金: 40,650 ドル
予測される雇用の伸び、2016年-2026: -12.6%
総雇用: 37,400
1位 タクシードライバー
年間平均賃金: 25,980 ドル
2016年〜2026年の雇用増の見込み: + 5.0%
総雇用: 207,920
いかがでしょうか?
個人的にはこれら以外の職種がまったく安泰では無いとも思いますし、お互いの職種を尊重して他人にストレスを与え無いように気をつけたいですね。