CIPAが2019年3月実績となるデジタルカメラ統計を公開しました。
デジタルカメラ全体での総出荷台数は、2017年、2018年、2019年とコンスタントに低下していますので市場が縮小する傾向は今年も続いています。
その結果2017年から半減に近い数字になっており業界としては厳しい状況となっているのが伺えます。
昨年まではコンパクトデジタルカメラが大きく減少したことで、カメラ全体の出荷台数が下がっているという状況でしたが、今年の特徴はレンズ交換式カメラが下がっていることです。
やはり、コンパクトデジタルカメラに続いて、レンズ交換式カメラの方もスマホの影響が出ているということでしょうか。
コンパクトデジタルカメラも減っていますが、今年あたりが下げ止まりという感じもします。
2019年3月の出荷実績の数字を見てみると。
出荷台数の前年同月比
- レンズ一体型 85.4%
- 一眼レフ 56.8%
- ミラーレス 88.7%
販売金額の前年同月比
- レンズ一体型 81.2%
- 一眼レフ 52.6%
- ミラーレス 103.1%
となり、一眼レフカメラは販売台数も販売額も昨年から4割以上も減少しています。
その代わりミラーレスカメラの方は台数は減少しながらも販売金額は昨年よりほんの少し上昇しているのが唯一の救いかもしれません。
高価格帯に移行しているということでしょうね。
私は3月にレンズ一体型の販売に貢献(^^させて頂きましたが、流石に高価なフルサイズミラーレスはおいそれと買い換えることは出来ないでいます。。。。
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