ソニーEマウント135mm ポートレートレンズ対決 SONY GM vs SIGMA Art(Tony & Chelsea)
Tony & Chelsea NorthrupのYouTubeチャンネルが、プロのポートレート撮影用のレンズとして、SONYフルサイズミラーレスEマウント用として最新の135mm、FE 135mm F1.8 GM (SEL135F18GM)と、SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Artの比較動画をアップしています。
外観・操作性 SONYが勝者
- SIGMAの方が明らかに大きく、やや重い。
- 操作性でもSONYには絞りダイアルが付けられている。
- また2つのボタンに様々な設定が可能である。
- SIGMAは一眼レフ用として設計されているので大柄になっているようだ。
シャープネス SIGMAが勝者
- α7IIIのピクセルシフトで撮影したが、等倍にするとSIGMAがややシャープだ。
ボケ 引き分け
- ほぼ同じように見える。
- フォトグラファーによってはシャープネスは重要な要素であるがポートレートレンズとしてはそれほど重要で無い、どちらが勝者かを決めることはできない。
コントラスト SONYが勝者
- ポートレート撮影でコントラストは一番重要である。
- 背景に光源を入れて撮影したところ、コントラストはSONYが明らかに優れていた。
- 様々な光源でコントラストが保たれていることはプロフェッショナル用として重要である。
価格 SIGAが勝者
- SONYの方が600〜700ドル高価である。
オートフォーカス SONYが勝者
- 驚いたことにα7IIIとα7RIIIで トラッキング速度は違いは無かった。
- 合焦率は SONY 73パーセント、SIGMA 58パーセント
まとめ SONYが勝者
- SONYは650ドル高価で、SIGMAはコスト面で良い仕事をしている。
- しかしSONYの方がプロフェッショナルのポートレート撮影のワークフローを素早くこなすことができクライアントの要求を満たす画質もある。
- 総合的な使い勝手の比較でも小型でコントロールリングやボタンを備えているのが良い。
- SONYにはプロフェッショナルサポート部門があるが、SIGMAには無い。
ということで、プロ用の道具として考えると、画質が同じであればたとえ高価でも純正レンズを選択する方が妥当であるということですね。
ただ、アマチュアにとっては価格の優先順位が高くなると思います。
日本でも10万円近い価格差がありますのでこれは大きな差ですよね。
どちらを選んでもポートレートレンズとしては間違いない選択だと思いますが、SIGMAもミラーレス専用のショートフランジバックのレンズがあればと思うのですが、、、
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