リコーイメージングのPENTAXブランドの2020問題?最悪終了?(PhotoRumors)
先日PENTAXの一眼レフカメラの継続についての話題をご紹介していましたが、その前にPENTAXブランドに関する話題についてPhotoRumorsが掲載しています。
その内容は、何と最悪の場合2020年でPENTAX銘のカメラが終了してしまうという可能性もあるという内容です。
“As most of you already know, the Pentax trademark belongs to Hoya. Ricoh Imaging is using it with permission (brand license agreement). “
>Via ‘ Rumors: Ricoh's rights to use the Pentax brand name will expire in 2020 – Pentax Rumors (https://pentaxrumors.com/2019/05/20/rumors-ricohs-rights-to-use-the-pentax-brand-name-will-expire-in-2020/)
- 多くの読者が既にご存じの通り、 PENTAXの商標はHOYAが所有している。
- RICOH イメージングは許諾(ブランドライセンス契約)の上でブランド名として使用している。
- 2011年にRICOHはHOYAからPENTAXのカメラとレンズ事業を買収した。
- PENTAXの医療事業はHOYAに留まり(PENTAXを買収した理由)医療機器でPENTAXブランドを使用している。
- HOYAはPENTAXカメラとレンズの事業を対象としてPENTAXブランドのライセンスを供与していた。
- 数週間前にこれまで有益な内部情報を公開しているPENTAX Forumsのメンバーの1人がコメントした。
- PENTAXの所有権はHOYAに帰属し使用権はRICOHに帰属するという契約は2020年に失効することになる。
- おそらくこのことがRICOHがPENTAXを開発していない理由となっている。
- 言い換えれば、リコーイメージングがPENTAXをブランド名として使えるというブランドライセンス契約は来年に終了を迎えることになる。
- 使用許諾契約が延長されるかは明確では無い。
ちょっと気になる内容ですね。
しかしながら、今年のCP+の前にリコーイメージングはブランド戦略を明確にしました。
PENTAXもリコーイメージングのブランドとして明確に打ち出されています。
更にPENTAX 100周年としてブランドの継続をコミットしています。(そう見えます)
ただ、このリリースの時にちょっと違和感があったのが、WGやGカメラを PENTAXから外して独自ブランドにしているいることでした。
(私の妄想ですが)そして今回の話題と照らし合わせるとPENTAXのカメラにライセンス使用料が乗っける必要があり、対象となる製品をきっちり分けた上で、機種数を出来るだけ絞り込だのかも、、、
このように2月の時点でブランドを明確にしたということは、決して2020年でPENTAXのカメラが無くなることは無いということでしょう。
そして、先日のPENTAXブランドでミラーレスは開発していないということに対し、うがった見方をすると、 リコーイメージングが所有しているGRブランドや新しいブランドでミラーレスを出すこともあり得るということは出来ると思います。(であれば先日のインタビュー記事は正しいことになる)
いずれにしても今後もPENTAX=ハイエンド一眼レフカメラのブランドとして継続して頂きたいと思います。