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オレンジ色が綺麗なVemicoのGoPro互換バッテリーレビュー、実際にHERO7の連続撮影で使ってみた

Vemico社からGoProの互換バッテリーをご提供して頂きましたので、実際に使用したレビューをお届けいたします。

※一部記事を加筆修正しました。

※本製品は互換バッテリーですので、使用において問題が発生する可能性もありますので、実際のご使用は自己判断して頂けるようにお願いいたします。

 

レビューさせて頂くバッテリー商品はこちら

Vemicoは同ブランドのアクションカメラも作られているメーカーで、4KアクションカメラもAmazonでも多数のレビューが投稿されています。

商品はAmazon経由で配送して頂きました。

Amazonお約束の大き目の段ボール梱包で発送して頂いたので安心しました。

早速開封しました。

他社の互換バッテリーではあまり無いオレンジ色が印象的です。

バッテリーチャージャーが付いているのが良いですね。

 

GoPro予備バッテリーの必要性

GoProをアクションカメラとして使いこなすには複数の予備バッテリーが必須ですよね。

例えばバイクのサーキット走行では1セッション15分〜30分で1日3セッション走るとすれば、最低でも3本+設定用の交換バッテリーが必要となります。

これは他のスポーツやイベントでも同じだと思いますのでGoProを購入された方は3本〜5本あるいはそれ以上の予備バッテリー準備される方が良いと思います。

 

互換バッテリーはアリ?

純正バッテリーの価格は約3千円ですので4〜5本準備するにはちょっと出費的には痛いですね。
よって価格が安い互換バッテリーの選択も考慮して良いかと思います。

本番撮影には純正バッテリーしか使わないという方も、予備の予備用として、また練習用や、設定時のバッテリーは互換バッテリーでも十分使えると思います。

ただ、一部の互換バッテリー製品はお金を出すべきでは無いクオリティのものも多数あるかと思いますので、互換バッテリを選ぶ時に注意したいポイントを挙げながらレビューさせて頂きました。

 

バッテリ容量の記述はあまり当てにならない

純正バッテリーの容量は1220 mAh で互換バッテリーも同等以上のスペックが必要と考えますが、互換バッテリー製品はほぼ全てこれをクリアしていると思います。

で実際の運用でGoProはバッテリーが完全放電する前に安全に映像をSaveした上で終了する動作になります。
その時点でGoProはおそらく電圧の変化で判定していると思いますが、物理的な容量が大きくてもバッテリーの電圧特性で使い切る前にGoProが終了することになります。

純正バッテリーはちゃんと専用品として設計していますので、互換バッテリーの方が容量が大きくても長く使えるのを期待しない方が良いです。

よって商品説明においては容量の大きさのアピールよりも、製品説明が日本語で丁寧に書かれていることが1つの判断になるかと思います。

 

作りの良さ

外観に段差無いことや、バッテリーの周りを形成している素材がちゃんとたものを使われていることも重要です。

後述しますがGoProのバッテリは本当にギリギリのサイズで作られていいます。
純正でも取り出す難しいほどなので、互換バッテリでも段差があったり、滑り難い素材が使われてると問題が発生すると思います。

こちらが、VemicoとGoPro純正バッテリーの比較。

光の当て方を変えると純正バッテリーの方が一見作りが粗い感じですねぇ。

一純正バッテリーの真ん中の部分が凹んでいるのは、バッテリーが劣化して膨張しても取り外すことが出来る為かもしれません。

にしても、GoProの製品写真と実物が大きく違(ry

GoPro純正バッテリー

電源の端子の部分も重要で純正と比較して確認した方が良いですね。(Amazonだと難しいんですが)

Vemicoのバッテリーは純正と似た形状ですね。

 

 

精度(サイズ)

GoProのバッテリで一番重要なのは、各サイズの精度だと思います。

GoPro使われている方は解ると思いますが、純正のバッテリーはかなりキツ目で挿入もちょっと押し込む感じです。
また取り外す時もビニールの帯が切れるかと思うくらい引っ張る必要があります。

ここまでギツギツに作られているのは、アクションカメラとして大きな衝撃や振動が加わった時にバッテリーが動かないように設計されているのかと思います。

私はアクションカメラのバッテリーで苦い経験があります。
以前使っていたFDR-X1000が突然撮影が終了する問題が頻発しました。
最初は理由が解らなかったのですがバイクの加速時に停止することが多かったのです。
バイクの加速は100km/hまで約3ですのでそれなりのGが発生します)

そこで検証の為カメラを後ろ方向にコツンと衝撃(軽くですよ)を与えると電源が落ちてしまうことを発見しました。原因はバッテリーの接触不良でした。考察はこちらの記事に

で、保証期間内だったので、サービスセンターに持ち込んで修理をお願いしたのですが、なかなか理解してもらえませんでした。
普通のカメラで撮影しながら衝撃を与えるなんてやらないですからね。
で、やっと認めてもらえ、その修理の内容を見ると筐体総取っ替えだったようで外観が新品になっていました。

その後私がSONYからGoProの完全に乗り換えた理由はバイクのオンボードカメラがメインでバッテリーを含むロバストな構造としてGoProの方が優っていたのが理由の1つですです。

 

話は長くなりましたが、GoProのバッテリーの脱着が難しいのは本当にギリギリのサイズで作られているからだと思います。

よって互換バッテリーは高い精度の寸法でで作られている製品である必要があると思います。

VemicoのバッテリーをGoProに入れてみました。

挿入する時の抵抗感は純正よりほんの少し軽い感じ。

取り出す時は純正と同じくらいの抵抗感がありました。

裏蓋を閉める時も、ぐっと力を入れるのですが、これも純正と同じくらいの重さです。

 

このようにVemicoのバッテリーの着脱は純正とほぼ同じ感覚だったので安心しました。

 

耐久性

特にビニールの紐部分重要です。

これが切れるとバッテリーが取り出せなくなり可能性があります。
純正もいつ切れるかヒヤヒヤで使っているのです。

Vemicoのは純正に比べてやや短いのですが、耐久性は大丈夫なようです。

 

外観、色

今回このバッテリーを使ってみて発見したのは、オレンジ色がすごく便利ということです。
純正バッテリーとすぐに見分けが付くからです。

他社では純正に似せている製品もありますが、考えてみればはっきりと違う外観の方が運用が簡単です。

他の互換バッテリーメーカーさんの製品もカラフルにするくらいの勇気が欲しいと思いました。

 

バッテリーチャージャー

予備バッテリーが数本なると本体での充電運用はほぼ不可能になります。

でこれも純正高いんですよねー、バッテリーとセットが買えばお得なのですが、同時充電は2本と微妙な仕様です。

またケースタイプの方が便利です。
充電したあとそのままケースになって持ち出せて、使用後も収納出来ますので便利ですね。

こちらがVemico付属のチャージャー。

ちょっと安っぽい感じかな? また蓋のヒンジが貧弱でした。
まぁ、この価格を考えるとおまけとしては十分OKです。

3個のバッテリーが充電可能なので便利ではあります。

またチャージャーの端子はUSB-Cの方が良いですね。
microUSBの製品もありますがGoPro本体がUSB-CですからUSB-C一択です。

Vemico付属のチャージャーはUSB-Cですが、これはユーザー要望で最近microUSBから改善されたようです。

 

早速充電してみました

商品が届いた次の日早速野外でテストする為に充電してみました。

充電が終わったバンクから緑色になるようです。

全てグリーンで充電終わり、分かり易いですね。

 

 

バイクに搭載してツーリングで実写テストだ

土曜日に愛車YAMAHA NMAX 155にGoPro付けてツーリングしてきました。

 

GoProのセッティングは、2.7K60p、h265、HyperSmooth ON、Wi-Fi ONで、出来るだけバッテリーを消費するようなセッティングです。
4Kで撮影していないのは、60p+HyperSmoothで撮影したかったからです。

公式のバッテリー情報は以下通り。

GoProの公式サイトによれば、期待したい撮影時間は約60分といった感じでしょうか?

 

途中10分ほどの休憩時間も含めて撮りっ放しにしていた結果はこちら。

GoProは8分52秒でファイルが分割されており、それが7つのファイルと、最後にバッテリーが無くなった時点での3秒のファイルで出来ていました。

8分52秒 x 7 + 3秒 = 62分7秒ということですね。

 

ということで、VemicoのバッテリーはGoProの仕様的にはクリアしていました。

また、バッテリーが無くなった状態をGoProがちゃんと判断して安全に終了したということです。
 

次にGoProの純正バッテリーも同様にテストしましたが、

8分52秒 x 8 + 20秒 = 80分16秒という結果でした。流石純正バッテリーですね。

但し、約1時間経過した時点で目的地の小菅村の道の駅に到着し、その後約20分は停止したまま流しっぱなしにしてバッテリーが無くなっていました。
走行時の振動を吸収するHyperSmoothはかなりの処理パワーが必要なようですので、勘案すべきかと思います。

で、帰りにもう1本のVemicoも試してみましたが、同じく8分52秒のファイルが7本撮影されていましたので、バラツキは少ないようです。

今回車載したバイクはNMAXですが、現行スクーターの中ではかなりエンジン振動が多いと思います。
125ccバージョンは普通なのですが155ccバージョンは振動的にはアンバランスなようで、それなりにハンドルにバイブレーションが伝わって来ます。
また、このクラスのスクーターはフロントサスがかなり貧弱なので山道の舗装が悪い部分走っているとかなり衝撃が伝わって来ます。

テストを通して、バイクの振動や走行時の衝撃でバッテリーの電源供給がストップすることもありませんでした。

 

Vemicoの互換バッテリーはどうなのか?

個人的には十分OKでした。

 

良かった

◎  価格 バッテリー3本と充電ケースで3千400円弱です。

◯  バッテリー一個一個にケースが付属していたのが安心だし便利。

◯  Amazonの商品説明はちゃんと日本語で書かれています。(海外の商品は日本語になって無いことが多いですね)

◯  作りの良さ、問題ありません。他社のは酷い場合もありので注意したいですね。

◯  精度 問題ありません、GoProのバッテリーは寸法精度が重要です。

◯  耐久性、おそらく問題無いでしょう。但しバッテリーは消耗品です。

◯  外観・色 オレンジ色が良いですね。純正と見分けが一発で付きます。

◯  3連チャージャーで一気に充電、USB-CなのでGoProのケーブルがそのまま使えます。

◯  バイク装着時の震度でも問題無かった。

 

いま一歩の点

△ 純正バッテリーの方が撮影時間が長い。但し、GoProの公称スペックはクリアしているのが◯かも

△  バッテリーチャージャー の蓋の部分がちょっと不安、安っぽい。

 

結論としては撮影時間さえ把握しておけば十分メインで使えるバッテリーだと思いました。

GoProはバッテリーを早めに交換する運用になりますので、安くて優秀なバッテリーを沢山準備しておく方が良いと思います。

またメインで使用しないでも、いざという時のバックアップ用として、3連チャージャーのゲットの為、更に設定時に使うバッテリーとしても十分活躍出来ると思います。

Vemicoのバッテリーを予備バッテリーとして使う時、オレンジ色しているのが良いです。

総合的にはもう少し使って評価する必要はあると思いますが、満足な製品でした。

 

 

せっかくなのでGoProの撮影結果も見てね

ちなみに、せっかくVemicoのバッテリ使ってGoProで撮影したので、その結果見て下さい。
流石に60分流しっぱなしの映像は辛いので、GoPro Quickさんに任せて数分の映像に自動的に纏めてもらいました。

バックの音楽が大袈裟になってしまったのはm(_._)m Quickで自動で乗せた音楽はなんとYouTubeにアップすると著作権違反になる場合があるということです、、、、大丈夫な楽曲はこれくらいしかなかったので、、、音量は控えめにお願いいたします。

そして、こちらがGoPro純正バッテリーで撮影した方ですが当然画質は変わりません、、、

ちなみに、GoPro のHyperSmooth素晴らしいですね、、、、DJI Osmo Actionの方が凄いという声もありますが、おそらくテスト用にわざと激しくシェイクした場合の比較はあまり意味が無いと思います。

実際のバイクのような振動、そして走行時のスタビライズの雰囲気等はGoProの方が未だ未だ分があると個人的には思っています。

 

 

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