ニコンが位相差AFを廃したハイブリッド一眼レフの特許を申請していた(NEW CAMERA)
NEW CAMERAのサイトがNikonが一眼レフでありながら従来の位相差AFモジュールを持たないカメラの特許を出願していたという情報をアップしています。
“TNC exclusive: We have spotted a Nikon DSLR patent without Phase AF sensor. Although from the patent it’s very clear that the DSLR is using Hybrid AF Sensor and the camera will carry pixels block (AF segments) . “
Via ‘ Nikon Patent – Hybrid DSLR without Phase AF Sensor « NEW CAMERA (http://thenewcamera.com/nikon-patent-hybrid-dslr-without-phase-af-sensor/)
従来の一眼レフカメラの下側に配置している位相差AFモジュールでは無く、メインの像面位相差センサーによって測距を行い、撮影時は従来の一眼レフカメラと同様にミラーアップするということです。その結果位相差AFモジュールもサブミラーも無くなりシンプルな構造になっていますね。
一方、ハイブリッド一眼といえばSONYのα Aマウントトランスルーセント機ですが、こちらはミラーは固定でライブビューしながら、上側に配置された位相差モジュールでAFしていましたので、Nikonのこの特許と逆な?発想ですね。
構造上からSONYの方は暗いシーンは若干不利でしたが、Nikonのこの仕組みであればミラーアップすればミラーレスと同じ性能が得られるかと思います。
(ならミラーレスでいいじゃんというのは置いておいて、、、、)
そしてメリットは一眼レフカメラならではの光学ファインダーと、レリーズ時の振動やブラックアウトのフィーリングを得られるということでしょうか。
また旧来の一眼レフマウントを継続する意味も訴求出来ることでしょう。
もしこれが本当に製品化されるとすれば、Nikonの入門〜中級のAPS-C一眼がZマウントミラーレスに移行する前にまずはコレ、になるのかも、、、
個人的には、ちゃんとしたペンタプリズムによる光学ファインダーを搭載すれば(ライカがそうしているように)高級なハイブリッド一眼レフカメラの可能性もあって
一眼レフのノスタルジーやロマンもこれで継続出来るかもと思いました。
でPもコレで行けるんじゃないかと思いますがいかがでしょうか???
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ピンバック: マップカメラさんが タムロン SP 35mm F1.8 Di USD ソニーα用が生産完了品と記述 | Dmaniax.com
キヤノン、ニコン、ペンタックスの一眼レフ三社の APS-C の基本戦略は、どうやらハイブリッドのようですね。ファインダー以外にマウントもハイブリッドなのか注目したいと思います。
ハイブリッドはミラーレスへの完全移行までのカメラなのか(少なくともソニーはそうなったですし)、それとも今後もそのようなカメラの需要があるのか注目したいですね。