中国のコンデジ市場の大半が1インチセンサーに、ソニーの高価なモデルから売れている(SAR)
本日SONYから新プレミアムコンパクトカメラRX100VIIが発表されましたが、その中国で発表イベントで中国大陸でのコンパクトデジタルカメラ市場の動向を表す2枚のグラフィックを示したということです。
“Sony had a RX100VII launch presentation in China. They also displayed those two graphs.”
Via ‘ Sony China presentation shows the success of their 1 inch compact camera startegy – sonyalpharumors (https://www.sonyalpharumors.com/sony-china-presentation-shows-the-success-of-their-1-inch-compact-camera-startegy/)
- 中国のコンパクトカメラのシェアトップ5のうち3機種がSONY製のカメラである。
SONYのハイエンド3機種で、44.88%を獲得しているようです。
おそらくSONYの他のコンデジも入れると中国では半数のシェアを獲得していると思われます。
- コンパクトカメラ市場は年々シュリンクしているが、1インチセンサーを搭載するカメラの販売額の比率は増えている。
- これはSONYがより少ない台数のカメラから利益を得ているということを示している。
上のグラフは左が販売台数で、右が販売金額。そのうちブルーが1インチセンサーのカメラということです。
2019年1Qは75%が1インチセンサーカメラ。コンパクトデジタルカメラの販売台数が年々大きく落ち込んでいる中で1インチセンサーのカメラ販売台数はあまり変化が無いというのが面白いですね。
またSONYのRXシリーズは、RX100M6やM5A、RX10M4が売れているというこは高いモデルから売れているとことから、中国の方はコンデジに対しても高価で高性能のカメラに興味を示されているようです。
今回のRX100M7の投入はそのトレンドに沿っているという感じでしょうか。
RX100シリーズが毎年モデルチェンジを続けている理由はこれなのかもしれませんね。
SONY デジタルカメラ DSC-RX100 1.0型センサー F1.8レンズ搭載 ブラック Cyber-shot DSC-RX100
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