ソニーやや苦戦ながらもCMOSイメージセンサーは好調&拡大へ(MONOIST)
SONYの決算発表で全体的には苦戦ながらもイメージセンサー事業が好調で新たな市場を更に広げて行くというニュースです。
“ソニーでは2019年度からセグメントの再編成を行っているが、セグメント別では、CMOSイメージセンサーを核としたイメージング&センシング・ソリューション(I&SS)部門が好調を持続。増収増益を実現している。”
Via ‘ CMOSイメージセンサーはAIで成長を持続へ、車載向けの量産も開始するソニー (https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1907/31/news044.html)
- CMOSイメージセンサーを核としたイメージング&センシング・ソリューション(I&SS)部門が好調、増収増益。
- モバイル機器向けのイメージセンサーが大幅な増収
- スマートフォン端末各社の中高級機に高い比率で採用されている
- スマートフォン端末の多眼化による数の増加とセンサーサイズ拡大による高付加価値化が追い風。
- 一般的な半導体に対しイメージセンサー事業は多大な投資により微細化を進めていかなければならないようなビジネスモデルとは異なりリスクは小さい。
- アナログとデジタルの融合した半導体製品。
- 受注の大半がカスタム品。
- シリコンサイクルの影響を受けにくい事業構造。
- 今後はさらにCMOSイメージセンサーにAIを組み込みソリューションの形で提供する取り組みを強化。
SONYはカメラ製品で勝負というよりコアパーツとソリューションで勝負という感じです。
またイメージセンサーとAIを融合できる数少ない企業と思いますので、今後この分野でもSONYの強みは更に発揮されそうです。
本日Nikonも不調というニュースも出ていましたが、SONYはカメラ市場の縮小を受け難いビジネス構造になっているようですね。
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