4K動画瞳AFに対応した入門ミラーレスカメラ ソニー α6100が発表されたのでα6000と比較してみた
本日SONYのフラッグシップAPS-Cミラーレスカメラα6600が発表されましたが、同時にエントリミラーレス機であるα6100も発表されました。
ただ、そのスペックを見ると進化の度合いは入門機としてはかなり高いものがあるようです。
プレスリリース
“『α6100』は、充実した動画性能や180度チルト可動式液晶モニターを約396gの小型軽量ボディに凝縮し、手軽に本格的な撮影を楽しめるスタンダードモデルです。”
Via ‘ ボディ内手ブレ補正や業界最大※1撮影枚数約720枚※2のバッテリーライフを小型ボディに凝縮 AIを活用した最先端AF性能を搭載 APS-Cセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ『α6600』発売 ~手軽に本格撮影を楽しめる『α6100』も併せて2機種発売~ (https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201908/19-0829/)
製品情報ページ
主な特徴・仕様
- フルサイズミラーレスカメラの画像処理アルゴリズムを継承した新BIONZ X画像処理エンジンを搭載
- 世界最速0.02秒 AF
- 位相差425点によるリアルタイムトラッキングAF搭載
- リアルタイム瞳AF搭載
- イメージセンサー Exmor CMOS 有効2420万画素
- 静止画 14bit RAW
- 動画 XAVC S 4K 40p
- EVF
- 0.39型 144万ドット
- 倍率1.07倍
- 液晶モニター
- 92万ドット
- タッチパネル
- ティルト式 上180度 下74度
- バッテリー NP-FW50
- 撮影枚数 380枚 EVF時 420枚モニター時
- USB給電
- 質量 バッテリーメモリ込 396g 本体352g
- サイズ約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.4 (奥行き)mm、
α6100とα6000の比較
SONYのスペック比較ページで現行α6000とα6100を比較してみました。
◯センサーの総画素数が2470万→2500万に増えたのに、有効画素数が2430万→2420万に減った、これはおそらくα6400と同じセンサーです。
▲超音波アンチダストが非搭載?
◯14bit RAWに対応
▲クリエイティブスタイルの簡素化
◯動画でXAVC Sフォーマットの採用
◎測距点数が425点に(α6000は179点)
◯AF検出輝度範囲がEV0からEV-2に拡大
▲ロックオンAFが非搭載に
◎瞳AF 人物/動物を搭載
◯LA-EA1/LA-EA3使用時のAFで位相差検出が可能に
◯高感度ISO32000に(α6000はISAO25600)
◎タッチパネルの搭載
◯モニタの調整角度が増えた
◯モニター消灯が可能になって
◯マーカー表示、グリッドライン表示が可能になった
◯サイレント撮影が搭載された
◯バッテリーは同じだが、撮影可能枚数が310枚から380に増えた
◯USB給電が可能になった
▲重量が50g以上増えた
▲奥行きが5mm(訂正)増えた
スペック上やや旧式感が拭えなかったα6000を現代的なスペックにリファインした感じだと思いますが、その中でも進化ポイントとして大きいのはやはり瞳AFの搭載ということですね。
おそらくセンサーと画像処理エンジンはα6600/α6400と同等のものが搭載されているようなので、これはけっこう大きな進化だと思います。
もしα6400並みのAF性能が搭載されたとすれば、ファミリー向けとして運動会にも使える最高のミラーレスカメラになるのかと思います。
(価格が抑えられたとして)CanonのKissシリーズに勝負出来るカメラだと思います。
ということで同時発表されたAPS-C最上位機種のα6600より、α6100の進化度合いの方が大きいので、これはお買い得なカメラになりそうですね。
SONYα6100の発売日は10月25日で9月3日からソニーストアで予約が開始されます。