先月、Canonがカメラにセキュリティリスクがあることをアナウンス、そして海外のセキュリティ調査会社Check Point Research社がPTPを使うカメラにランサムウェアを入れてしまうというシミュレーションを公開していましたが、Canonがそれに対応する製品を追加したということです。
“海外のセキュリティー調査機関によりキヤノン製デジタルカメラが実装しているPTP(画像転送プロトコル)通信とファームウエアアップデートに関する脆弱性が指摘されました。”
Via ‘ キヤノン:サポート|キヤノン製デジタルカメラにおけるPTP(画像転送プロトコル)通信機能およびファームウエアアップデート機能の脆弱性について (https://cweb.canon.jp/e-support/products/eos-d/190806dilc-firm.html)
前回までの対応リストではEOS 80Dのみという状況でしたが、EOS-1DX、EOS-1DX Mark II、EOS-1DC、EOS 5D MarkIII、EOS 5D Mark IV、EOS 5Ds、EOS 5Ds Rに対応したとうことです。
まず、プロが使うカメラからセキュリティ対策を済ませたということですね。
Canonの素早い対応によって、実質的なセキュリティ事象は報告されていないということです。