シグマ山木社長インタビューで fp の製造が開始され秋に発売を明言!(Cinema5D)
Cienema5DがIBC2019ショーで行ったSIGMA 山木社長へfpの開発状況に関する質問インタビュー動画を公開しました。
Q – SIGMA fpの状況を教えて欲しい
ハードウェアの設計は完了し既に製造を開始している。
ファームウェアのソフトウェア側は開発中でβ版の最終段階で、近いうちに製品版のファームウェアが完成する。
Q – 最終段階にあるということだが出荷はいつ頃になるのか?
今年の秋に発売することを目指している。
Q – CinemaDNGの内部記録について聞きたい。
CIimeDNGの内部記録は可能で但し8bit 24fps が上限である。
Q – 外部記録は?
外部記録は最高で12bit 24fps となる。
Q – フラットピクチャープロファイルについても検討しているか?
フラットピクチャープロファイルについてはユーザーが要望していることを聞いている。しかし、まずファームウェアの初期バージョンの完成を目指し、その後に要望を検討しながらフィードバックさせて行きたい。
Q – fpにはヘッドフォンジャックは無いがそれを追加するアクセサリあるいはモジュールは出すのか?
他の企業がfpカメラ用のアクセサリーを準備してくれることを期待している。
Q – fpは小型でモジュラー的な素晴らしいコンセプトだがこのカメラのアイデアはどのように生まれたのか?
約3年前に私がSIGMA fpの基本構想を考案し、エンジニアにそれを伝え、共同でコンセプトを完成させて行った。
Q – FOVEONセンサーは何故用いなかった理由は?
FOVEONセンサーは高速読み出しについてはベイヤーの3倍の速度が必要で、それを実現するにはかなりチャレンジングである。
よって、FOVEONはスチル用と考えている。
その結果fpのようなカメラには通常のベイヤーセンサーを用いることにした。
Q – SIGMA fp はビデオとスチルのどちらのユーザーに使われると予測しているのか?
写真市場の方が大きいことから、多くのユーザーはスチルカメラとして使うことになると予測している。
一方、ハイエンドな動画を求めるプロやシネマフォトグラファーもfpカメラを使っていただけることを本当に期待している。
Q – カメラは本当に小さいが、多くのLマウントレンズは巨大である。多くの人が望んでいるパンケーキレンズを実現するのは技術的な問題があるのか?
Lマウントパンケーキレンズを作るのは技術的には難しく無いが現時点ではそのような計画は無い。
ただ将来的にはLマウントパンケーキも検討したい。
一方fpと組み合わせると新45mmF2,8レンズは十分コンパクトなレンズであり、そのようなコンパクトなレンズを揃えて行きたい。
Q – 発表以来多くのユーザが価格についてコメントしているが、どれくらいになるのか?
価格については現時点ではコメント出ないが多くのユーザーが望むような価格で提供したいと考えている。
いかがでしょうか?
出荷は秋ということですので、10月くらいということになるのでしょうか?
多くの方がSNSなどでSIGMA fpに期待するご意見を流されていますので、かなり人気のカメラになりそうですね。
肝心の価格についてもかなり期待したいです!!
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