YOUのデジタルマニアックス

プロの要望にこたえ、ソニー α9 II 国内発表

SONYが先に海外でフラッグシップフルサイズミラーレスカメラ\9 IIを発表しましたが、国内のソニーサイトにも製品情報ページが追加されました。
2019年10月9日(水) 10時より予約販売開始予定ということです。
店頭予想価格は税別55万円前後の見込み。

製品情報ページ

サンプルイメージギャラリーも公開されています。

作例は全てスポーツの写真ですね。
また、商品ページも全てスポーツ撮影の現場イメージになって正にスポーツフォトグラファーに特化したカメラということをアピールしているのでしょうね。

 

ところで、このαトップページのイメージ、、、、

本来は、α9II は左上トップに陣取る筈?ですが、左下になんだか急遽追加しました的に追加されてたように見えます。
発売日も11月1日ということで、この手のカメラにしては発表から発売までが短いようにも思えます。

海外の発表もイベントなど開催されたわけでもなく(もしかしたら内々のイベントがあったのかもしれませんが)ウェブサイトとYouTubeにアップされたということで、もしかしたらタイミングを見計ってフレキシブルに発表したのか、あるいは他社の動きを察知されているのかもしれません。

 

α9からの進化ポイントまとめ

こちらが現行α9のシールド部分の説明

こちらがα9 II のシールド部分説明

一部では、センサーが同じで、連写速度も同じだし、動画も進化してないので東京オリンピックこれで大丈夫か?という声も聞こえていますが、どうなんでしょうか?

これらの進化ポイントを整理すると、ボディーやシャッターユニットなどのHW部分も大きく変更されているなどα9のマイナーアップデートとは言えないカメラのように思えます。

ちなみに、1000BASE-Tとメカシャッターでの10コマ/秒については、EOS-1DX Mark II やD5に劣っていた部分でした。(EOS-1Dx Mark II がミラーアップしての14コマ/秒というのは今更ながら凄いんですね)

α9IIは室内でのフリッカーレス撮影時はメカシャッターですので、α9の5コマ/秒だとフラッグシップ機としては遅いということなんでしょうね。(20コマ連写だとAEも連携するようでフリッカーも補正されるのかな)

また、東京オリンピックでも公式のフォトサプライヤーになるGettyImagesはリオオリンピックの時に、カメラをLANに接続することで2分後にはイメージを配信するシステムを構築していました。(こちらの記事
このシステムは2000万画素で10コマ/秒で撮影したイメージをサーバーにリアルタイムで転送出来るということで、やはり10コマ/秒前後の性能とギガビットLANはマストな性能になると思われます。

ということを考えるとSONY α9IIは、連写速度の更なる向上などを求められた一般ユーザの要望を実現する方向よりも、やっと東京オリンピックでも使えるカメラに仕上げることを優先させたように思えます。・

そして、EOS-1Dx Mark IIIやD6はどの部分が進化して来るのでしょうか?
こちらは若干の連写速度の向上や、AFの強化がポイントなのでしょうか。。。

 

各メディアの記事

“α7R IVの件もあり、ソニーにはいつも過度な期待をしちゃっている節ありますが、今回のα9 II、基本性能はキープ。”
Via ‘ ソニー「α9 II」解禁。変わらないキング・オブ・ミラーレスの余裕さよ(追記:日本では55万円前後、11/1発売) | ギズモード・ジャパン (https://www.gizmodo.jp/2019/10/a9-ii.html)

“変更点を見ていくと、カメラボディが「α7R IV」と同じデザインになり、サイズがやや大型化した他、重量も増えた(588グラム→678グラム)。メカニカルシャッター時の連写速度が向上。最高で先代の5コマ/秒から10コマ/秒へと高速化した。連続撮影枚数は、先代の480枚(ビューファインダー時)・650枚(液晶モニター表示時)に対し、それぞれ500枚・690枚と増えている。フリッカーレス撮影にも対応した。端子はmicroUSBからUSB Type-Cに変わった。”
Via ‘ ソニーのプロ向けミラーレス「α9 II」発表 撮影スペックはほぼ据え置き、ワークフロー高速化に注力 (https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/04/news099.html)

“メカシャッター利用時のコマ速が向上し、通信インターフェースにも高速なタイプを採用。操作性についても9月に発売されたα7R IVのフィードバックが盛り込まれている。撮像素子にはα9と同じ有効2,420万画素のメモリー内蔵積層型CMOSセンサー「Exmor RS」が採用されている。”
Via ‘ ソニー、通信関連と操作性を向上させた「α9 II」 – デジカメ Watch (https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1209946.html)

“α9 IIの進化点として、プロの現場での撮影から納品までのワークフローを強力にサポートするため、リモート撮影やデータ納品時の高速データ転送を実現。さらに、堅牢性や操作性なども強化している。”
Via ‘ ソニー、プロの声で進化したミラーレス「α9 II」国内発表。11月1日発売、約55万円 – AV Watch (https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1210989.html)

“現場のプロからの要望に応えて、リモート撮影や、撮影中および撮影後のデータ転送、転送時の使い勝手の強化など、利便性を大幅に向上させた点も特徴。最高1Gbpsの高い転送速度を実現する規格1000BASE-Tに対応したLAN端子を内蔵し、リモート撮影やデータ納品時の高速データ転送を実現するとのことだ。”
Via ‘ ソニー、“プロ向け機能”を強化したフルサイズミラーレス「α9 II」を11/1発売 (https://news.kakaku.com/prdnews/cd=camera/ctcd=0049/id=88430/)

“静止画・動画ともに最高5.5段分の光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構を搭載。電子シャッター撮影時は、20コマ/秒連写でJPEG約361枚 / 圧縮RAW約239枚の連続撮影が可能で、スポーツ撮影などで被写体の一連の動きを捉えられるとする。メカシャッターの高速連写性能は、α9(約5コマ/秒)の約2倍の最大10コマ/秒に向上した。また、スポーツイベント撮影に便利な機能として、フリッカーレス撮影にも対応。”
Via ‘ ソニー、「α9 II」税別約55万円で11月1日発売 | マイナビニュース (https://news.mynavi.jp/article/20191004-904243/)

“α9 IIは、プロユーザーからの要望に応え、リモート撮影や、撮影中および撮影後のデータ転送、転送時の使い勝手の強化など、利便性が向上。最高1Gbpsの転送速度を実現する規格1000BASE-Tに対応したLAN端子を内蔵し、リモート撮影やデータ納品時の高速データ転送を実現。”
Via ‘ ソニー、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α9 II」を発表。スポーツや報道撮影のプロフェッショナルのワークフローをサポート – PRONEWS (https://www.pronews.jp/news/20191004140043.html)

“Wi-FiはIEEE 802.11ac規格にも対応し、2.4GHzに加えて5GHz帯域でのデータ転送も可能になった。また、新たに音声メモ機能を搭載し、撮影現場にて撮影シーンや位置などの情報を音声データとして画像に付与できる。”
Via ‘ ソニー、スポーツや報道の現場をサポートする一眼デジカメ「α9 II」を発表 – 週刊アスキー
(https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/435/435316/)

 

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