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GoPro MAX の360度動画を Windowsで処理するにはGoPro MAX Exporterが使えた

GoPro Maxの360モードで撮影した動画が内部的には.360の拡張子になり、WinやMacで扱うのが難しいという記事を掲載しましたが、訂正してこちらの記事に掲載いたします。

GoProMaxの発売数日前は未だ正式版がリリースされていなかったと思いますが、MacではGoPro Player、WinではGoPro MAX Expoerterというツールが正式リリースされていました。(何故?別の名前のソフトになっているかは不明です)

これらのツールは、.360ファイルをMP4やMOVの360度動画に変換出来るツールということです。

 

早速Winの方を私のDELL XPS15(ちょっと前のモデル)で試してみました。
こちらがMAXをUSB接続して閲覧出来るファイル。

そしてGoPro MAX Exporterを起動して、2つの.360ファイルをインポートしてみました。

(WinのバージョンによってはHEVCコーデックをMicrosoft Storeからインストールする必要があるようです)

書き出しオプションとして、Codec、Horizon Level(水平固定)、World Lock(方位固定)、そして期待?の360 audio選択できるようになっています。

しかし!CodecはプルダウンでH264/HEVC/CINEFORMが出て来るのですが、何故かCINEFORMしか選択できません。

素材としてPremire等で編集する方はこれで良いかもしれませんが、個人的にはより圧縮されている(筈の)HEVCが選択出来ると良いと思います。
(もしかしたらコーデックを入れると選択出来るようになるかもしれません)

更に残念なのは、360 audioが選択出来ないことでした。

GoPro MAXは6マイクが搭載されており、おそらく360 audioが選択出来るようになれば、映像と音が同期してぐるぐる回るYouTubeコンテンツが作成出来るようになると思いますが、今後のアップデートで対応していただきたいと思います。

そして以下2つのファイルをExportをしてみました、

Export中のCPU使用率はこんな感じというかちゃんと全てのコアを使ってほぼフルパフォーマンスで動いています。

 

そして、書き出したファイルサイズはこちら。

 

結果

になっています。つまり数倍〜10倍近いのファイルサイズになるわけですね。
(Mac版はMP4で書き出させるようなので、もっと圧縮されているのかもしれません)

 

私はバイクでの走行動画を撮影したいので約30分回すことになると思います。
この比率であればExport後のMOVファイルは合計200GBくらいになる可能性があります。

更に、GoPro HEROのように自動で複数のファイルに分割されることを想定すると、それを動画編集ソフトでつなぎ合わせて更にレンダリングするとなると、1走行あたり400GBくらいのディスクスペースが消費されそうで更に怖くなりました。。。。(^^

 

で出力したMOVファイルをダブルクリックしても通常のWinではコーデックが足りないと言われました。(GoProのCINEFORMに対応するのコーデックを入れる必要がありそうです)

ですが、GoPro謹製のプレイヤーソフトでヘッドマウント等で再生出来るGoPro VR Playerを使うと再生出来ます。

 

こんな感じ。

ちゃんと、ワールド固定と水平固定された動画になっていました。(そこから手動で回すことが出来ます)

 

そしてこのMOVファイルをYouTubeにアップしてみると、360度ぐるぐる回る動画コンテンツになっていました。
(自分が写っているので非公開ですいません)

いかがでしょうか?

今回はWinでやってみましたが、以前Fusionで撮影した動画をMacでExportして時にはMP4フォーマットでExportされてファイルサイズがもっと小さかった覚えがあります。。。。
時間があればMAXもMacで作業してみようがと思います。

 

おそらく今後 GoPro MAX Exporterがバージョンアップして、MP4やHEVCでExport出来ると共に、360 audioもサポートされることを期待します。

バイクの走行記録動画の場合自分のエンジン音や周りのバイクの音がリアルに記録したいと思いますので、アンビエントな360 audio に期待します!

GoProさんよろしくお願いいたします!!

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