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GoPro MAX のHERO モードと水平ロックを試してみた。画期的だけどイマイチの面もある

バイクに車載して試してみる

前回の記事ではGoPro MAXの360度モードを試したことをご報告しました。次はHEROモードを試してみました。

スクーターに車載で撮影します。

GoPro MAXはHERO8と共に格納式のマウントフィンガーになっており、強度が心配でしたがマウントのボルトを締めると問題無く固定出来ました。
がっ、取り付ける時に畳まってしまったりしてイラっとすることもありました。

MAXは撮影時にポールが必須と思いますので通常のGoProマウントで良いのではと思いますが、、、、

 

スクーターには頑丈なRAMマウントで付けましたがまったく揺れないわけでは無いです。GoPro HERO7はこの振動をほぼ完全に吸収します。

撮影時の設定は、MAX Super View をOn、Max Hyper Smooth をOnにしています。

 

撮影した動画をアップしてみた

撮影したコースは、第三京浜港北インター→首都高大黒PA、大黒PA→港北インターでぞれぞれ約16分回してみました。
記録フォーマットはH264のMP4 で記録されています。ファイルサイズは2.5GB〜3GBくらいでした。

スタート地点の港北インターから短くしたのがこちら

GoPro HEROシリーズでは超広角時は左右をストレッチしてダイナミックな映像にしていますが、MAXでは対角魚眼レンズの画角180度以上で撮影しているとこから切り出せる為左右がそれほど歪まないようで、ある意味GoProらしくない自然な?広角映像になっていると思います。

但し、GoPro HERO7のようなバリバリの解像感ではなく、2世代前くらいの映像クオリティのような気がします。
やはり切り出して処理している為に若干解像が甘くなっているのかもしれませんね。

 

水平ロック補正した動画をアップしてみた

そしてこちらがその水平補正処理をした動画

一般的に大きな水平補正すると画角が大きく変わりますが、こちらも魚眼から切り出すことが出来るので広角感を保っているのが良いですね!
他のアクションカメラではジンバルが必要な映像を固定カメラで得られるのは便利だと思います。

一方で、強力なブレ補正+水平補正の処理のせいか、ほんの少し解像感も下がっているようのは気のせいでしょうか。。。。

 

でもモバイルアプリへの転送がやはり、、、

この水平補正ですが、HERO8ではカメラ本体に水平ロックモードが内蔵されている(その代わり画角が狭くなる)のに対し、MAXはモバイルアプリによって後処理を行う仕組みになります。

でしつこいようですが、スマホへの転送が遅いのでストップウォッチで計測してみると20分かかりました。。。

 

水平ロック有無の比較

水平補正 Offはこんな感じ。

水平補正をOnにするとこんな感じ。

こちらがサイドバイサイドで並べてみた動画。

いかがでしょうか。

 

まとめ

バイクユーザーにとってはMotoGPカメラのような水平線がスタビライズされた映像がジンバル無しで撮影出来るのは一般ユーザーにはかなり画期的なのでは無いでしょうか?

但し、他のユーザーの方はバイクのように大きな傾きの補正は必要無い方が殆どだと思いますので、本体で水平ロックの設定が可能なHERO8の方が撮って出し出来るので簡単だと思います。

またモバイルアプリへの転送から処理の時間が掛かること、またおそらくHERO8よりは解像感が得られていないのはマイナスポイントというか、現状の解像度やストレージサイズではしょうがないということだと思います。

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