カナダの公使館を日本に設立して90年。カナダ観光局新ブランド Canada For Glowing Herts, イベントに参加させて 頂きましたのでレポートします。
司会進行は 菊池さん
イアン・バーニー 駐日カナダ大使 ご挨拶
今年はカナダが日本に公使館を開設し90年の節目であり、日本にとっては令和の幕開けという、両国にとって特別な年である。
カナダと日本の関係は、人権の尊重、民主主義、法の支配、クリーンな環境、開かれた持続可能な経済発展という共通の価値観が基盤になっており、世界の平和と安全を支える為に協力を続けている。
更にはTPP11 貿易協定が発行したことによりカナダと日本の繋がりはこれまで以上に強いものになっている。
既に日本の消費者はこれまでよりバラエティ豊かなカナダの食品や飲み物をお楽しみ頂いている。
留学や若者の交流も活発であり、姉妹都市や友好協会のネットワークも充実している。
カナダの文化は、グレン・グールド、オスカー・ピーターソンといったクラシックやジャズのアーティストから、ジャステン・ビーバー、アブリル・ラビーン、ショーン・メンデス、カーリー・レイ・ジェプセンなどのメジャーなポップスターまで多くの日本のファンを魅了している。
モントリオールのシルク・エロワーズのサルーンが東京で幕を開け、伝説的なシルクドソレイユから更にカナダの名声を高めている。
スポーツでは、ラグビーワールドカップにカナダの出場はとても嬉しいことで、カナダ代表チームはフィールドでは勝てなかったが台風19号で被災した釜石で率先して復旧作業を行った姿は彼ら自身のグローイングハーツを見せてくれた。(拍手!)
先日も、昨シーズンのNBA優勝チーム、トロントラプターズが来日し日本では16年ぶりのNBAの試合として埼玉スーパーアリーナでプレシーズンマッチの試合を行った。
オリンピック、パラリンピックの出場が期待されるカナダのアスリート達もテストマッチなどで日本に訪れて東京2020に向けた熱気も高まっている。
修好90周年を迎えた日加両国が成熟し洗練された幅広い互恵関係を教授していることを、とても嬉しく思う。
私たちの旅は今後も次のステージへと続いている。
カナダ観光局 チーフマーケティングオフィサー グロリア・ロリー氏ご挨拶
カナダ観光局 国際担当副社長 モリーン・ライリー氏 プレゼンテーション
カナダの新しい観光ブランドをご紹介する。
25年前バブル時代の旅は、行くことが目的。
海外に行って景色を見て写真を撮ることだった。
10年前から体験の旅に変わった。
写真を撮るよりも経験の為に海外に行くようになった。
今の旅は自分か変わる為である。
カメラや携帯をポケットにしまって、現地の人との交流や遊びをすることが経験と言えるようしたい。
この考え方から、カナダ観光局としての新ブランドを立ち上げることにした。
海外でも国内でも旅をすることで自分の中何かが変わることになる。
特にカナダ人と交流すると本当に変わる筈だ。
カナダにしか無いものは、メープルシロップだけでは無く、カナダ人である。
一番のアンバサダーはカナダ人である。
カナダ人と交流したことはずっと心に残る筈である。
キャッチフレーズは、Canada For Growing Hearts、心輝く体験
Canada For Glowing Hearts 公式プロモーション動画
ゲスト サッカー元日本代表 中澤佑二、女優 高山都さん
中澤さんはWowWowの番組を撮影する為に9月にバンクーバーとオカナガンを訪問
1週間くらい、カナダを満喫。日本代表時代はホテルから出ることがなかったので、良い経験が出来た。
サッカーを引退し、第二の人生としてラクロスの指導者となった。
カナダは冬の国技がアイスホッケーで、夏の国技がラクロスがである。
博物館でラクロスが先住民が儀式の為に行っていたことをスポーツにしたということを知った。
ラクロスの起源は100人から1000人でやっていたなどを知った。
歴史を知ることでラクロスに対する見方が変わった。指導者として子供から本当にラクロスを知っていることを示せるようになった。
サンデーパークでのロケ。
美しい景色の中で爽やかな映像を撮ってもらえるつもりだったが、スタッフからサッカー選手だから走るしか無いと言われた。結局現地の人から応援されたので全力で走ってしまった。
オゴボコで人生初のスパークリングワインを飲んだ。20年ぶりのお酒を味わった。
現地の方が褒め上手だったのも思わずじゃんじゃん飲んでしまった。
英語は喋れないが、カナダ人の気さくで懐が深いな国民性もあり楽しいことしかなかった。
中澤佑二さんカナダ訪問のダイジェストビデオ
高山都さんは、雑誌FRauの取材おでカナダ東部を訪問
今回2週間で撮影をしてきた。海外に2週間は初めての経験、こんな素晴らしい国に2週間もいれて、夢みたいな気持ち、毎日がカルチャーショックだった。
ケベック州の郊外で最新のプロジェクションマッピングを体験。
古い街並みの中に新しいものが違和感無く混在することが新鮮だったし、森の中では五感が研ぎ澄まされた中に最新の映像や音を感じるという面白い体験をした。
国籍も年齢も性別も関係なく皆んな一緒に遊んでいる姿は羨ましかった。
大都会のトロントでは様々なファッションを楽しんだ。
自然が多いケベックから大都会のトロントに降り立つと若い頃上京した若い頃を思い出してしまった。
ちょっと冒険した服に着替えリップやヒールで変身して、夜景、カクテルを楽しみたくなった。
そしてトロントの街を歩いていると、全然知らない婦人から、あなたの存在すごく素敵ねと声をかけられた。
日本では距離を置いてしまうが、感情が豊かで素直に生きてみたいと思った。
赤毛のアンの舞台プリンスエドワード島の写真
赤土の色、緑、空と海の青の3色だけでこれほど色彩が豊かな風景になることを感心した。
ただ歩いているだけで気持ちが良かった。
朝、プリンスエドワード島をランニングした。
朝の屋根や壁の色と自然と調和していて、飾られていないありのままの本当の美しさというものを感じた。
オンタリオ州セントジェイコブス村では、そこで暮している100年以上前の文明をのままで暮らしているメノナイトという人々と出会った。
オンタリオの人々が彼らの文化を尊重し共存しているが素晴らしいと思った。
中澤さんの感想
元々人見知りでコミュニケーションが苦手だったが、カナダの方はコミュニケーションのパスが非常に上手かった。
良いパスが来るので、自然に良いパスを返すことが出来た。
指導者としてコミュニケーションの勉強になった。
高山さんの感想
カナダに行く前はメープルシロップ、サーモン、ウインタースポーツのイメージしかなかったが、美味しいシーフード、移民を受け入れることで人に優しくなっている文化があることなどは、自身でカナダに触れて見て初めて解った。
中澤さんの今後の目標
カナダの方の優しさから学んだことを今後も活かして行きたい。
サッカーから離れているがラクロスと共に関わって勉強して行きたい。
カナダで午前中サッカーの勉強をして、午後にラクロスの勉強、夜英語の勉強するような話が来て欲しい。
高山さんの今後の目標
帰国して友人にカナダの体験を話すと、皆んなカナダのイメージが変わって超行きたいと言っている。
今回のFRauという雑誌も含めて、自分の経験が次の誰かに繋がって、次の行動になるという機会になれば良い。
次は冬に行ってみたい。
スペシャルゲスト MONKEY MAJIK(モンキーマジック)メイナード・プラントさんと、ブレイズ・プラントさん ミニライブ
2009年国交樹立80周年に日本とカナダの親善大使に任命された。
青森が活動の地元であり震災後のボランティア活動が認められ、東北観光親善大使、絆大使も務められている。など日本とカナダの架け橋と呼ぶにふさわしいバンドである。
11月にカナダでのレコーディングも予定されている。
息の合ったアコースティックデュオでのライブ素晴らしかったです。
レセプション
カナダの自然な素材を活かした美味しい飲み物や料理を頂きました。
カナダ大使館のチーフシェフ自らの手による、カナダ素材のお弁当のご紹介。
試食させて頂きました。見た目も綺麗でとても美味しかったです。
スポーツや文化でのカナダと日本の素晴らしい交流に関するも展示や紹介もされていました。
ということでカナダ大使館という普通では入れない場所で、素晴らしいプレゼンテーションやゲストによる素晴らしいイベントに参加させて頂いたことに感謝いたします。