年末恒例となっているDPReview TVのクリス氏とジョーダン氏の2名の記者によるベスト/ワーストカメラの動画がアップされました。
クイズを出しながら負けたら強いお酒を飲んでワースト発表に向けて酔っ払って行くという進行。
今年のお酒は、ジン、 マルティーニにオリーブの代わりにオーガニックなトマトピクルスを入れたカクテルということです。
ちなみに、このビデオ自体はPanasonic GH5とGH5sで撮影されています。
ベストレンズ2019
今年多くのレンズが出たがどれも素晴らしく選ぶのが難しかった。
3位 FUJIFILM FUJINON XF200mmF2 R LM OIS WR
白い鏡筒の美しい外観
シャープで高い光学性能
APS-Cでこのカテゴリで地位を築いている
2位 Panasonic LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7 ASPH.
明るいF1.7かつコンスタントな開放値、シャープで素晴らしいビデオレンズ
フォーカシングリングのクラッチ機能が素晴らしい。
換算20mmの超広角も可能な万能レンズ
ナンバーワンベストレンズ TAMRON SP 35mm F1.4 Di USD Model F045
一眼レフレンズではあるが、ミラーレスにもアダプタ経由で十分使用出来る。
素晴らしい光学性能ながら求めやすい価格。
ここ最近市場に投入されるレンズは高価になり続けており、このレンズが2〜3本も購入出来るくらいになっている。
価格に関係なく万能なレンズ。
タムロン(TAMRON) デジタル一眼レフカメラ用レンズ SP 35mm F1.4 Di USD ニコンFマウント F045N
パナソニック 大口径標準ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm/F1.7 ASPH. ブラック H-X1025
最も進化したカメラ2019
後継モデルやファームアップで大きく進化したカメラ
3位 OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
E-M1X のフォーカス機能を移植
動画時も素晴らしく万能なAF性能
2位 Panasonic LUMIX DC-G9
GH5の動画撮影に関する多くの機能が搭載されている。
納得出来る価格設定。
ナンバーワン 最も進化したカメラ Canon EOS R
ファームウェアのアップデートによって、瞳認識やコンティニュアスなどAF性能が大きく向上した。
ベストハイブリッドカメラ2019
今年から静止画も動画もこなすカメラとして新設した部門
3位 Leica SL2
とても高価だがLeicaのカメラらしく静止画は勿論素晴らしい。
更に動画を撮影しその素晴らしさに驚いてしまった。
動画に関してPanasonic S1Rにはややがっかりし、その後S1Hで挽回したがが、SL2は当初から10bit L-Log記録まで可能だった。
2位 FUJIFILM XT-30
アダプタでヘッドホンジャックとマイクロフォンに対応する。
外部記録では10bitも可能で画質も素晴らしい。
X-T3並みの動画性能で、静止画も美しい。
ナンバーワンハイブリッドカメラ Panasonic LUMIX DC-S1H
静止画の機能はS1から継承したもの。
加えて、6K、10bitなどの強力な動画撮影機能が搭載されている。
動画撮影においても素晴らしい操作系。
GH5は普段使いのカメラになってしまった。
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ベストカメラ2019
3位 Leica Q2
素晴らしい体験と持つ喜びをもたらしてくれるカメラ。
先代モデルよりセンサーが進化、素晴らしいレンズを継承している。
シンプルで持ち運び易いボディ。
進化したAF。
最高の画質。
大口径の28mmレンズ。
2位 FUJIFILM GFX100
これまでテストしたカメラの中で最良の画質。
素晴らしいAF、ボディ側手ぶれ補正、素晴らしい動画撮影機能、これらを中判フォーマットで実現している。
ナンバーワン ベストカメラ SONY α7RIV
個人的にはLeica Q2がベストであるが、このカメラは小型で万能かつパワフルなカメラとしてナンバーワンとした。
最強のAF性能技術。
超高解像のイメージセンサーはRAW現像するとGFX並みで、場合によっては他の中判カメラを上回る画質となる。
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ワーストレンズ2019
対象製品無し
テストをしたレンズは素晴らしいものばかりで見当たらない。
そういえば、Nikon NOCT はあまりにも高価。そしてLensBaby Ominiは壊れやすかった。
ワーストカメラ2019
3位 Panasonic DC-G95
カナダではやや高い。
G9の方が素晴らしいファームウェアが搭載されている。
2位 SIGMA fp
動画用としては良い選択肢だが、スチル用としては良く無い。
電子シャッターしか無く、ローリングシャッター現象が発生する。更に重要なのはミックス光源ではバインディングが発生することだ。
EVFが搭載されておらず、オプションにも無く、HDMIポートを使うしかない。
AFは残念なくらい遅い。
SIGMAは動画も静止画もこなすハイブリッドカメラであると主張しているが、そうではなくあくまでも動画用として素晴らしいカメラである。
ナンバーワン ワーストカメラ Canon SL3 (EOS Kiss X10)
一眼レフは大好きで、先代のSL2も好きだった。
しかしISOホットシューのフラッシュ用電子接点がサードパーティ製では使用出来ない仕様となってしまった。
4Kは搭載されているが未だ使えない。
ミラーレスカメラモードもあるが結局中途半端である。
いかがでしょうか?
個人的にはベストレンズの3本で、APS-C、マイクロフォーサーズのフラッグシップレンズ、そしてフルサイズは一眼レフ用のTAMRON SP 35mm F1.4 が選ばれたのがなるほどと思いました。APS-CやM43のレンズでもフルサイズ以上のモノを実現出来ること、また、フルサイズミラーレスと共に大口径レンズはますます高価になっていますが納得出来る価格でここまでのレンズを作れることが証明されてるのですね。
ベストカメラのSONY α7RIVは誰もが納得するカメラだと思います。
SONYは名実ともにナンバーワンのフルサイズミラーレスカメラを作るメーカーとなったということですね。