SIGMAがフルサイズ FOVEONの開発を白紙に戻すというリリースを公開しました。
“最新の開発情報にもとづいて慎重かつ厳正な検証を重ねた結果、現時点でもフルサイズFoveon X3センサーの量産化に見通しがつけられておらず、2020年中の発売は不可能であることが確実となりました。
現在の開発状況に鑑みても具体的な発売予定について明言できる状況にないため、当該カメラの製品化計画については一旦リセットし、センサー技術の開発まで立ち返ってプロジェクトを仕切り直すことといたしました。”
Via ‘ フルサイズFoveonセンサー搭載カメラの開発状況について | カメラ | SIGMA|株式会社シグマ (https://www.sigma-photo.co.jp/new/2020/02/08/4550/)
イベントでも山木社長から告知されたようです。
“株式会社シグマは2月8日、都内で開催されたユーザーイベント「fpフェス 2020春」において、2020年中の発売をアナウンスしていた35mm判フルサイズのFoveonセンサーを搭載したカメラについて、プロジェクトを一旦仕切り直すことにしたと発表した。”
Via ‘ シグマ、フルサイズFoveon機の製品化計画を「一旦リセット」 – デジカメ Watch (https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1233968.html)
私はSIGMA FOVEONセンサーファンでMerrillとQuattroセンサーユーザーですのでバイアスがあるとは思いますが、今回のリリースは理由と現状が判り易く簡潔に書かれてること、またこの御時世ですからこのようなリリースは批判の対象になると思いますが、それを受け止めるように潔く書かれているの印象です。
SIGMA fpが出た時そんな予感もありましたが、結果的にはフルサイズミラーレスを開発し成功させたことでカメラメーカーとしての企画力と開発力を有しているということを確認出来た意味があったと思います。(逆にもしfpが失敗していたら、、、、)
一方で心配なのはLマウントの魅力がちょっと落ちてしまったことでしょうか。
私も将来Lマウントレンズ買うとすればFFFの為だと思っていたので。
で今回のリリースで私として良かったのは、CP+2020の前にちゃんと名言して頂いたは良かったと思いました。
これでFFF用の貯金をリリース出来ますし。
皆さんの中でも貯金されていた方もいらっしゃると思いますが、それで何買いますか?
fpを買うのが一番かもしれませんが、今後SIGMAがfpのバリエーションを増やすことも必要なのではと思います。
ところでsd Quattro バーゲンプライスですね、、、