ソニーの新型ミラーレスカメラが棚上げ?理由はPS5発売を優先?(SAR)
SONYの新型ミラーレスがキャンセルされるかも?という情報が流れています。
“I have been saying this for years – the moment the camera business gets challenging, Sony will back up or back out.”
Via ‘ Sony canceled plans for a new mirrorless camera due to constrained DRAM supply, the company is instead concentrating on the PS5 – Photo Rumors (https://photorumors.com/2020/02/19/sony-canceled-plans-for-a-new-mirrorless-camera-due-to-constrained-dram-supply-the-company-is-instead-concentrating-on-the-ps5/)
- Bloombergの記事によれば、SONYはDRAM供給制限によって今年発売する新型ミラーレスカメラの計画をキャンセルした。
- その代わりにPS5の発売と価格維持に注力している。
- カメラビジネスはチャレンジングであることから、SONYはそれをバックアップしていると共に、すぐに、手を引くことも出来る。
- フルサイズミラーレスカメラ市場は、他社の参入によって以前のSONY独占状態よりも範囲が狭くなっている。
- これまで他社もやって来たように、SONYの製品もコスト低減等の理由で開発が中止なる可能性もあるだろう。
- SONYのカメラビジネスの規模は企業全体からすると誤差範囲に過ぎない。
こちらがyahoo.comに掲載されたBloombergの元記事
“Sony has reportedly shelved plans to develop a new mirrorless camera this year owing to the constrained DRAM supply. The company is instead focusing on the launch of PS5, keeping the pricing factor under wraps. “
Via ‘ Sony Breaks PS5 Pricing Tradition for Xbox Series X Launch (https://finance.yahoo.com/news/sony-breaks-ps5-pricing-tradition-142902794.html)
確かに、今年に入ってSONYの話題が少し寂しいような気もしていました。
そしてキャンセルしたミラーレスカメラというのは、今年発売が期待されていたα7S IIIということでしょうか。
こちらは日本語の記事でPS5の立ち上げに苦労しているという記事。
“ソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション(PS)5」の製造コストは、部品価格上昇を受け、450ドル(約4万9000円)前後になる見通しだ。”
Via ‘ ソニー、次世代ゲーム機PS5の価格設定に苦慮-部品価格が上昇 – Bloomberg (https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-14/Q5GJW3T0AFB601)
PS5優先の理由はユニークユーザー数が月間1億人というビジネス。
“開催中のCES2020で、SIEは、PS4やゲームの販売数だけでなく、PlayStation Networkの月間ユニークユーザー数(MAU)を公表した。その数は1億300万人とかなり多い。MAUを公開したことにはもちろん意図がある。”
Via ‘ 独占:ソニー「PS5発売年」の展望。好調支える月間ユーザー数は驚きの「1億超」だった【CES2020】 | Business Insider Japan (https://www.businessinsider.jp/post-205439)
10年前から1/10のビジネス規模になってしまったカメラよりも1億人を抱えるPS5が優先されているのは致し方ないという感じでしょうか?
ということで今年はライバル他社の攻勢の機運が高まっていることもあり、フルサイズミラーレス市場の状況が変わることになるかもしれませんね。