日刊工業新聞のニュースサイトニュースイッチがCanonのフルサイズミラーレスカメラEOS R5の投入と東京2020に対する戦略に関する記事を公開しています。
“キヤノンは8K動画撮影に対応した開発中のフルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」を早ければ東京五輪・パラリンピック前に投入する方針を固めた。”
Via ‘ 狙いは五輪、次世代ミラーレス「EOS R5」で攻めるキヤノン|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 (https://newswitch.jp/p/21202)
- EOS R5を東京五輪(7月24日〜)よりも前に投入
- EOS R5の手振れ補正は世界最高水準
- RF100-500mm F4.5-7.1 Lレンズも東京五輪前に投入
- EOS-1Dx Mark IIIの販売は好調
- 東京五輪のサポート体制は過去最大となる
- 報道用カメラの使用率70%が目標
- EOS R5はEOS-1Dx Mark IIIのサブ機として投入
日刊工業新聞の記事にはしっかりとEOS R5の実機らしきものが写っていますね。これは本来であればCP+2020でお披露目するはずだったのでしょう。
この情報からするとEOS R5は7月中旬迄には発売されそうです。
ただ東京五輪ではEOS R5は未だサブ機であり、未だ報道のメインは一眼レフカメラであるというのも興味深いですね。(Nikonも同じだと思いますが)
ちなみに、東京オリンピック・パラリンピックでの公式パートナー・スポンサーでカメラメーカーとして参加しているのは、CanonとPanasonicとなります。
そしてCanonは東京2020特設サイト To image the 2020も立ち上げるなどかなり力が入っています。
こちらはYouTubeのプロモーション動画。
https://youtu.be/NPCbadF5dIs
また前回のリオオリンピックではCanonは何と10億円相当の機材を準備してたので、東京2020では更に多くの機材を準備するということですね。
加えて東京2020でもCanonはおそらく公式イメージサプライヤのGetty Imagesと組むことになりますので、使用率70%になるのは納得出来ます。
で残り30%はNikonとSONYで分け合うことになるのでしょうか?
さきほどSONYが今年の新製品のリリースをトーンダウンさせるという情報も出て来ました。
NikonはD6を投入さえしましたが、東京2020に対してはCanonほど派手なプロモーションは行っていません。
東京オリンピック・パラリンピックを境にしてCanonが今後も王者の地位を確実にすることになりそうですね。
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