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#Canon#SONY

キヤノン EOS-1DX Mark IIIのスポーツ撮影時のAFはソニー α9 II に追いついたか?(Jared Polin)

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米国の写真家であり人気のYouTubeチャンネルをもつJared Polin氏がCanonのフラッグシップ一眼レフカメラEOS-1Dx Mark III とSONY のフラッグシップミラーレスカメラα9 II のライブビューでのAF性能を比較した動画をアップしました。

ちなみに、Jared Polin氏はそれまでNikonの一眼レフカメラをメイン機として活動されていましたが昨年の9月にSONYに乗り換えられています

はじめに

  • Stevnes氏の Canon EOS-1Dx Mark IIIとSONY α9IIのライブビューによるAF性能を比較した。
  • 女子バスケットボールの試合で、同じフレーミング、同じセッティング、同じ焦点距離のレンズで、その他出来るだけ同じセッティングとして撮影する。
  • 但し、Canon EOS-1Dx Mark IIIはミラーアップでライブビューモードとしている。
  • HDMI出力経由でATOMSモニターを装着して手持ちで撮影する。
  • 2台同時に手持ちする(9.07ポンド)のでしっかりホールドされている状態では無いことを留意してほしい。
  • 1/1600s F2.8 ISO5000 20コマ/秒 の連写で撮影する。
    • Canon はメカニカル、SONYはサイレントシャッターモードになる。
    • Canonで興味深いのはメカニカルシャッターながらもブラックアウトしないことだ。

比較

  • 両カメラともに素晴らしいトラッキング性能を示していた。
  • SONYの方が瞳AFによるトラッキングはCanonより細かく動作している。
  • 連写を続けているとCanonの方が先にバッファーフルとなり、その20秒後にSONYがフルになった。
    • 一方、CanonのCFExpressカードの書き込みはかなり早く、3秒間隔で連写する場合は、CFExpressへの書き込みは一瞬で、メニュー操作も含めてカメラの動作が中断することは無く、これはSONYより優れている。
  • 被写体のトラッキングを失い背景に合掌した後からの回復はCanonの方が早いことがあった。
  • 被写体の前に多くの障害物が現れる場合はSONYのロックオン方のがやや優れていた。
  • 障害物が無い状況では両カメラ共にパーフェクト。
    • その後、障害物が現れるた後の回復はCanonの方が早かった。
  • Canonのタッチセンサーボタンは本当に素晴らしい。フォーカスポイントを失った後に再び指定する時の操作が本当に素早く出来る。
  • SONYのジョイスティックはどうしても動作が遅くなる。
    • SONYにはCFExprews等の高速カードとタッチセンサーを搭載することを望みたい。
  • SONYはタッチスクリーンでのAF指定も出来るが個人的には鼻がスクリーンに接触し誤動作するのでOFFにしている。
  • 瞳AFはSONYの方が優れているが、それが外れた後はCanonより回復が遅れる。

Canon EOS-1Dx Mark IIIについて

  • 今回、最も注目したいのはCanonは一眼レフでありミラーレスアップによるミラーレスレスモードで比較しているということだ。
    • そして一眼レフであるがミラーレスのEOS Rよりもタイムラグが大幅に少ないことだ。
  • Canonの一眼レフはミラーアップすることでミラーレスカメラとして遜色無くなった。
    • 一方のSONYは α9からα9 IIへの進化は僅かであったが。しかしファームアップで幾度か進化させてきた。

まとめ

  • 現状ではSONYの方がほんの僅かではあるが優れていると感じている。
    • しかしCanonはここ数年で完全に追いつい来た。
    • これからCanonが同様のテクノロジーを用いたプロミラーレスカメラを出すことになだろう。
  • SONYの方が持ち運びしやすいが、ミラーレスカメラの専用設計だからだ。
    • Canonはこれまでのカメラマンと同じ使い方が出来る。
  • 最終的にどちらのカメラがお勧めかの判断は結局画質となる。
    • これから画質の評価を行った後で結論を出したい。

いかがでしょうか?

今回Canon EOS-1Dx Mark IIIはライブビューということで、もしかしたらスポーツ撮影の場合は一眼レフモードの方が使いやすいのかもしれませんが、大変興味深い比較ですね。

レビューでも結論されているようにα9 IIの瞳認識は素晴らしく細かい動きをしていますが、この動画を見る限り瞳の方が優先されている感があります。
一方のCanonは顔の方が優先されているような動きですね。

でもこの性能からするとCanon EOS-1Dx Mark IIIはもういつでもミラーを取り払う準備が出来ているようにも感じました。

ただ、一眼レフを信頼し操作も熟知ているカメラマンが一眼レフモードで撮影出来るのはSONYでは絶対出来ないことですので、最高の一眼レフを作れることこそがCanon(Nikonも)の素晴らしさとも思います。

そう考えるとと、Canon EOS-1Dx Mark IIIの方が一眼レフカメラとミラーレスを使いたい両方のプロでも満足出来るハイブリッドカメラと言えると思います。
ただ価格はそのミラー分お高いということかもしれませんが。

 

 

 

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