ドローンのパイオニアであるDJIがVlogに関する市場調査委を行ったということで、PRONEWSにその結果が公開されています。
“DJIは、SNSに1日1回以上アクセスする10代~40代の男女400名を対象に「Vlogに関する意識調査」を実施した。”
Via ‘ DJI、「Vlogに関する意識調査」実施〜Vlogの実情を観る – PRONEWS (https://www.pronews.jp/news/20200403164033.html)
- 動画コンテンツを「ほぼ毎日見る」人は62%
- 10代では90%
- 「Vlog」認知度は31%
- 10代の認知度は49%、20代で32%、30代は31%、40代は10%
- 動画SNS投稿経験者は53%
- Vlogを投稿したことがある人はわずか9%
- そのうち月に2回以上投稿している人は68%
- Vlogを投稿したことがある人はわずか9%
- 視聴者がよく見る Vlogの動画
- 1位「部屋での様子」
- 2位「旅行の様子」
- 3位「料理を作っている様子」
- 今撮りたい動画
- 1位「子どもやペットの動画」
- 2位「自撮りしながら街歩きしている動画」
- 3位「空撮動画」
DJIがこの調査は、これからVlog投稿者をターゲットにした製品を拡充するということかもしれませんね。
そしてDJIだけでなくSONYもVlogを始める人に向けたプロモーションページを立ち上げてます。
“「Vlog」とはVideo blogの略で、平たく言うと、自分の好きなことを文章で表現する一般的なブログの動画版です。
実は言葉としては決して新しいものではなく、以前から海外にはVlogger(Vlogを作り発信する人)がいて、再生回数が数万回、数十万回に上る人気Vloggerも少なくありません。こうしたVlogが、最近日本でも急速に注目を集めています。”
Via ‘ Vlog(Video Blog)とは何か?~これからVlogを始めたい人に向けて~ (https://www.sony.jp/camera/vlog/news/1/)“2人組のYouTubeクリエイターおるたなChannelのメンバー・ないとーさんに、近年話題のVlogについて、はじめたきっかけや機材についてインタビューしました。”
Via ‘ Vlog新時代vol.2『なんでもないという日常が実はコンテンツ!』 Vlogの先駆者 ないとーさんにVlogについて聞いてみた (https://www.sony.jp/camera/vlog/news/2/)
ソフト側でもAdobeがVlogクリエイターの方を起用したプロモページを公開しています。
“あさぎーにょさんが普段どんなことに気をつけて、またどんなテクニックを駆使して「魅せる」動画を作られているかも紹介。いつでもどこでもカンタン動画制作ができるPremiere Rushと、あさぎーにょさんのノウハウを合わせて、魅力的なVlog制作をはじめてみませんか。”
Via ‘ あさぎーにょさんに聞く!魅せるVlog制作術|Adobe (https://www.adobe.com/jp/information/creativecloud/premiere-rush-vlog-editor.html)
売る側のヨドバシカメラもVlog商品の特集ページを公開しています
“新しい発見や旅行の思い出、趣味のワンシーンなど、自分らしいライフスタイルをvlog(動画ブログ)で世界に発信しよう!2020年からスタートする第5世代移動通信システム「5G」で、動画配信・共有はもっと身近に。vlogをこれから始める方におすすめのスマホアクセサリやデジタルカメラ・マイク・LED照明などをご紹介します。”
Via ‘ ヨドバシ.com – 【vlog(ブイログ)特集】自分らしさを動画にしよう おすすめカメラ・マイク・照明をご紹介 (https://www.yodobashi.com/store/300173/)
ネットでも昨年頃からVlogに関する記事が増えて来ているようです。
“一説によると、世界ではじめてブログに投稿された動画は「ペット禁止のホテルに飼い猫を持ちこむ」というもの。
Adam Kontrasという一般男性が2000年に撮影した、15秒の動画です。猫を無事に持ちこんだあとの、安心した雰囲気が伝わってきて、たわいもない内容なのに見入ってしまいます。
このような日常を記録した動画はのちに「vlog」と呼ばれます。海外では、ひとつのジャンルとして注目を集めているんです。”
Via ‘ [ありふれた日常動画、なぜ人気? いま話題のvlogを作ってみる] – ケータイ Watch (https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/review/1209940.html)
それではユーチューバーとVlogは何が違うのでしょうか?
LEONの記事でその疑問に答えられています。
“ビデオ(Video)とブログ(Blog)の造語「Vlog(ブイログ)」。話題なのは知ってるけどよく分からない…という方も多いのではないでしょうか。ここでは「何が必要?」「YouTubeと何が違うの?」といった基本的な疑問にお答えします!”
Via ‘ 話題の「Vlog」!知っておくべき、基本6項目 | エレクトロニクス | LEON レオン オフィシャルWebサイト (https://www.leon.jp/electronics/13602)
en-japanのページでもVloggerとYoutuberの違いを説明されています。
“多くの人が混同しやすいのが、YouTuberとVloggerの違い。よく聞かれるのですが、僕の中ではYouTuberは「相手のため」、Vloggerは「自分のため」なのかなと。”
Via ‘ Vlog(ブイログ)とは? 動画で自分の「生きた証」を残す新ムーブメント|大川優介 | キャリアハック (https://careerhack.en-japan.com/report/detail/1309)
Vlogはより個人的で、日常的な内容を残すこと、日常的に動画を撮ることなんですね。
そして小嶋陽菜さんもユーチューバーではないVlog宣言をされているということです。
“「令和になったので新しいことを!と思い、私はずっとやってみたかった”VLOG”をはじめてみようとおもいます」
2019年5月。“こじはる”こと元AKB48の小嶋陽菜は自身のツイッターで、こんな宣言をした。VLOGとは何か、多くの人が知らなかった頃に、だ。
“
Via ‘ 「ユーチューバーではない」発言の真意──小嶋陽菜がVLOGに見出した可能性とは? | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) (https://forbesjapan.com/articles/detail/30526/1/1/1)
先の記事ではVlogは2000年に生まれたということですが、YouTubeのスタートは2005年、(WikiPediaによると)そのトップクリエイターの方がYouTuberと呼ばれ出したのが2007年からということです。
つまりVloigというジャンルはYoutube以前にもあったということですね。
それでも昨年あたりからVlogがバズっているのはやはりカメラメーカーには新しいトレンドによる市場が必要ということなのでしょう。
そういう流れでこれまでアクションカメラという市場を引っ張って来たGoProですが、このトレンドに乗るためにも?最新モデルであるHERO8ではVlog向けの構成と機能を取り入れています。
“2019年頃から話題になりはじめ、目にする機会が日々増えているVlog。YouTubeでもひとつのジャンルとして定着してきました。そんなこともあって、YouTubeにアップするとまではいかなくても、旅行や日常を動画で切り取るVlogに挑戦してみたい、なんて考えている人は多いのではないでしょうか。”
Via ‘ GoPro HERO8 Blackに秘密兵器登場。ディスプレイ・メディア・ライト、 3つのモジュラーがVlog入門に最適な理由とは – Engadget 日本版 (https://japanese.engadget.com/jp-pr-gopro-hero8-black-vlog.html)
私個人的には、GoPro Sessionのようなミニマルでシンプルなアクションカメラが欲しいのですがVlog中心のトレンドではやはり自撮り用モニタ、マイク、ライトが追加出来るのはマストなようですね。
SONYもアクションカムを進化させていませんし、私としてはこのトレンドはアクションカメラからVlog用カメラへの変化だと感じています。
また最近の新ミラーレスカメラでもVlog向けを訴求されることも多くなっていますので、カメラやビデオカメラは更に動画の自撮り機能が重要になりそうですね!