マップカメラさんの3月の販売台数ランキングが興味深いです
カメラ好きの方ならみんな大好きショップのマップカメラさんが3月のカメラ販売ランキングを公開しています。
“2月末の発売だったにもかかわらず、その月のトップ3の中に名を連ねていた2機種がワン・ツーを決めました。首位を獲ったのは、前回3位のFUJIFILM X100V。2位以下を大きく引き離しての1位です。”
Via ‘ 2020年3月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング | THE MAP TIMES (https://news.mapcamera.com/maptimes/)
新品デジカメ3月ランキングと本日時点の実売価格
- FUJIFILM X100V 価格16,4500円
- OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III 価格19,8000円
- Nikon Z50 価格106,623円
- SONY α7III 価格225,170円
- FUJIFILM X-E3 売り切れ
- SONY α6600 価格151,096円
- FUJIFILM X-H1 価格103.057円
- Canon IXY 200 価格14,850円
- SONY α7RIV 価格329,818円
- RICOH GR III 価格111,311円
今回のランキングとても興味深いですね。
高級コンデジがトップ
まずコンパクトカメラがナンバーワンなんですね。
GR IIIも1位になりましたので、時代が終わったと言われるコンパクトカメラですが上級モデルではまだまだ需要はあるということですね。
フルサイズはどうしたの?
比較的上級者の方が多いと思われるマップカメラさんでさえもフルサイズカメラはベスト3に入っていないということです。
フルサイズはSONYのα7シリーズ2機種で他のメーカーのカメラはランクインしていないんですね。
NikonはAPS-のZ50が、Canonに至っては何とIXY200という低価格コンデジがランクインということになっています。Canonユーザーの方はEOS R5待ちということでしょうか。
SONYは最新機種が人気
α7III、α7RIV、α6600といずれも最新の機種がランクインしているのが凄いですね。
SONYは旧機種を値段を下げながら併売する戦略ですが、結果的には各シリーズで最も高い機種が売れているのが面白位です。
購入される方がSONYに求めるのは最新の機能と最高の性能ということなんだと思います。
FUJIFILMはやや旧機種が人気
コンパクトのX100Vがトップで、XシリーズはX-H1とX-E3が人気というのが面白いですね。いずれも現行機種ですが、世代としては少し古くなり後継機の登場が待たれています。(マップカメラさんのHPを見るとX-E3は売り切れていました)
X-T4で手ぶれ補正が採用されましたが、X-H1はそれでもフラッグシップ機ですのでお買い得ということですね。
またX-E3は後継機が無いのでは?という噂が流れていますが、このランキングを見る限り需要は確実にあると思います。
FUJIFILMのカメラは色再現勢が良いというのが売りの1つだと思いますが、旧機種でもそれが十分に楽しめるということだと思います。
ちなみに、X-H1は10.3万円強なのでかなりお買い得ですね。
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BCNのミラーレスカメラ3月の販売台数ランキングでは、販売自体は大幅減少の中FUJIFILMがやや台数を伸ばしているのはマップカメラさんのランキンでも同様の傾向かもしれません。
それに加えてX100Vも売れているようなので、FUJIFILMの好調が際立っているように見えます。(あくまでも相対的ですが)
そしてコロナ騒ぎで新製品の発表や発売が遅れるようなことがあれば、いち早くミラーレスのラインナップを強化したSONYが更に有利になりそうです。