写真家としても成功している偉大なミュージシャン18人(DIY Photography)
DIY Photographyのサイトがフォトグラファーでもある10人のミュージシャンという記事を掲載しています。
天は二物を与えずという言事がありますが、ここにリストアップされた方は音楽家としても写真家としても成句されている正に二物を得た方々ということですね。
“Apart from being in love with photography, I am also completely enchanted by music. My photos are often inspired by music or song lyrics, and I love the way these two forms of art intertwine. Unfortunately, I can’t play any instrument, although I’ve tried. And I’m a terrible singer.”
Via ‘ Photographers rock! These are 10 great musicians who are also great photographers – DIY Photography (https://www.diyphotography.net/photographers-rock-10-great-musicians-also-great-photographers/)
更にDIY Photographyは次の記事で9名のフォトグラファーの才能を得たミュージシャンをリストアップした記事を掲載しました。
“Now I bring you nine more of them who appear to be as passionate about taking photos as they are about music.”
Via ‘ Nine more great musicians who are also great photographers – DIY Photography (https://www.diyphotography.net/nine-more-great-musicians-who-are-also-great-photographers/)
2つのリストに重複などありましたので、まとめさせて頂きました。
アンディー・サマーズ
- ポリスのギタリスト。
- 過去30年の間世界各国で35の展覧会を開催している。
- 彼の写真は彼の音楽にインスパイアされている。
アンディーサマーズのWebサイト
ビル・ワイマン
- 1962年から1993年までローリングストーンズのメンバーとしてベーシストを務めた。
- ストーンズを去った4年後に彼自身のバンドBill Wyman’s Rhythm Kingsでツアーを行っている。
- このリストの他のミュージシャン同様に彼は先進的なフォトグラファーでもある。
- 彼の音楽のキャリアと並行して写真も撮影しており、世界中のギャラリーに展示されている。
ビル・ワイマンのWebサイト
ブライアン・アダムス
- カナダの著名なシンガーソングライターで、音楽タレントに限らない存在である。
- 彼は尊敬すべきフォトグラファーでもあり、様々な雑誌において、広告写真や作品を全世界で掲載されている。
- 2002年イギリス連邦の他のフォトグラファーと共にエリザベス女王即位ゴールデンジュビリー記念で撮影を行った。
ブライアン・アダムスのWebサイト
デヴィッド・バーン
- トーキング・ヘッズのシンガー・ギタリスト。
- 独特のスタイルを持つ彼はミュージシャンとして成功しただけでは無く他の分野でも才能を開花させ多くの成功を収めている。
- 写真もその1つであり、世界各国の多数のギャラリーで多くの展示を行っている。
デヴィッド・バーンのWebサイト
David Byrne Radio Presents: Masters of Soundtracks – Bernard Herrmannhttps://t.co/EQcnupjF9N pic.twitter.com/ND71fbttnf
— DavidByrne.com (@DBtodomundo) October 1, 2019
グラハム・ナッシュ
- 60年代、70年代のクラシックロックを聴かれている方はクロスビー・スティル・アンド・ナッシュをご存知だろう。
- グラハム・ナッシュはこのフォークロックのスーパーグループのシンガー及びギタリストである。
- 素晴らしい声とギター演奏術に加えて、彼は写真についても精通している。
グラハム・ナッシュのWebサイト
Tickets go on sale today for the newly announced show in York, PA. Join Graham on March 4th for an intimate evening of music and storytelling on at the historic Strand Theatre.
Purchase your tickets here:https://t.co/uRP6a52WYu pic.twitter.com/zAeBuXAy29
— Graham Nash (@TheGrahamNash) August 23, 2019
ジュリアン・レノン
- ジョン・レノンについては誰もが知っているだろう。ジュリアン・レノンはレノンの息子である。
- 彼は父親から受け継いだ才能と美しい歌声を持っており1984年から6枚のスタジオアルバムをリリースしている。
- 音楽だけに情熱を注いでいるのでは無く写真も精力的に活動しており才能を発揮している。
ジュリアン・レノンのWebサイト
Instasgram
ルー・リード
- ベルベットアンダーグラウンドのシンガーでありソロ活動も行ってた。
- 2013年にこの世を去ったが、彼の音楽、写真、写真集は遺産として残された。
- 彼はまたフィルムメーカーでもあり、彼の従兄弟が100歳になった時のドキュメンタリーなどを見ることが出来る。
- 今でも彼の本をアルバムを聴きながら楽しむことができる。
ルーリードのWebサイト
マイケル・スタイプ
- オルタネイトロックグループのR.E.Mのシンガーである。
- 彼は親交深く、音楽を制作していない時は写真を撮影しコラージュを制作している。
ミック・フリートウッド
- ロックバンドであるフリードウッドマックのドラマーである。
- 彼はまた俳優であり、非常に先進的なフォトグラファーでもある。
ミック・フリードウッドのWebサイト
モービー(リチャード・メルヴィル・ホール)
- モービーの音楽はジャンル不詳であり電子的でありオルタネイティブロックの要素も含まれている。
- 彼の音楽は他のミュージシャンの音楽に同じようなスタイルは無いことは明らかである。
- 彼が音楽で独自のスタイルを持っているように、彼の写真も同様である。
- モービーは素晴らしい写真家であり彼の作品は非常に興味深いものである。
モービーのWebサイト
パティスミス
- 米国のシンガーソングライター、編集者、詩人であり、近年彼女は写真家として活動している。
- 1967年に、写真家の Robert Mapplethorpe に出会ったことから彼女は大きな影響を受けた。
- 1989年に死を遂げるまで彼らは友人の関係を続けていた。
- ロバートはパティスミスグループのアルバムのカバー写真を撮っており、そのアートワークの共同作業が彼女の写真にインスピレーションを与えたと思われる。
- パティスミスは1960年にフレッド・ソニック・スミスと結婚し2人の子供を授かったが、悲しいことにフレッドは1994年に他界した。
- 彼の死後、彼女は静物をフラッシュ無しで撮影するピュアフォトグラフィー手法を追求している。
- 彼女は多くの作品展示を行いっており、女優のジェシカ・ラングの2009年の写真集で50人のフォトグラファーの1人にも選ばれている。
パティスミスのWebサイト
レニー・クラヴィッツ
- レニークラヴィッツはミュージシャンとして有名だが彼のことをフォトグラファーとして知っている方も多いだろう。
- 彼はLeicaのファンであり、2015年にLeica M-Pコラボレーションカメラ”The Correspondent.”を発売した。
- 更に昨年、モノクローム専用の“Drifter.”も発売されている。
ケニー・ロジャース
- 今年の3月、カントリーミュージックのレジェンドであるケニー・ロジャーズ氏は突如亡くなった。
- 彼はタレントであると共に素晴らしいフォトグラファーでもあった。
- ケニー・ロジャーズが写真を始めたのは1980年代で、それに専念して行った。
- 彼の作品は主にポートレートと風景で、しばしばモノクロも撮っていたが素晴らしい色彩の写真も撮っている。
- ミュージシャンでありながら3冊の写真集も発刊している。
- Kenny Rogers’ America (1986)
- Your Friends and Mine (1987)
- This Is My Country (2005).
Your History Is Mine: 2002 インポート
キザイア・ジョーンズ
- 素晴らしい才能を持つギタリストでありファンタスティックな歌声を持っており、更には芸術家でもある。
- 詩も書き、演奏し、絵も描き、そして写真も撮る。
- オンラインでは音楽が関連しない作品をあまり見かけ無いが、Instagramではそれは発表されている。
- 彼はまた主演と演奏を行っているBLACKSPEEDTEXT等のショートフィルムもプロデュースしている。
ニッキー・シックス
- モ_トリー・クルーのベーシストでありメインシンガーとして知られている。
- 1981年にドラマーであるトミー・リーと共にバンドを結成し以来、ニッキー・シックスは薬物中毒となってしまったが、長い戦いの末それを克服した。
- では彼の日記と共に撮影した写真が掲載さ_れている。
トニー・レヴィン
- トニー・レヴェンは素晴らしいベースプレイヤーである。
- 彼はキングクリムゾンとピータガブリエルで多くのミュージシャンと共に活躍していたのは皆さんの記憶に残っていることだろう。
- レヴェンは2冊の写真集を発刊している。
- Road Photos (1984) はキングクリムゾン、ピーターガブリエル等のツアートラベル中に撮影したモノクロ写真のコレクションである。
- 2004年に発刊されてThe Crimson Chronicles volume 1では1980年代のキングクリゾンのツアートラベルでの写真が収められている。
ショーン・クラハン
スリップノットのパーカッショニストであり熱心な写真家でもある。
2012年にショーンクラハンはクラウンの名称で、スリップノットの写真集「The Apocalyptic Nightmare Journey」を発刊した。
ショーン・クラハンのWebサイト
アレクサンダー・オット
- このリストの最後として最も重要なのはアレクサンダー・オットである。
- 彼はメタルバンドWords of Farewellのシンガーである。
- 加えて彼はプロフェッショナルフォトグラファーでもある。
- バンドの音楽は激しく、彼の声はパワフルである。しかし彼の風景写真は平和に満ちており、落ち着きがあり、スムースで、色彩に満ちている。
日本でも写真が好きなミュージシャンの方は沢山いらっしゃると思いますが、やはり音楽を創造出来る方は、写真や映像においてもクリウィティブなセンスが素晴らしいということですね。