米国の通信販売ランキングでカメラ製品の販売が激減している
Stacklineというサイトに米国のeコマースで、2019年3月と2020年3月を比較して、販売数が増加した製品トップ100と、販売数が減少した製品トップ100のリストが公開されているということです。
“Stackline recently published their top 100 fastest growing & declining categories in E-commerce (from March 2019 – March 2020). Cameras were listed at the #3 spot of the fastest declining categories (-64%)”
Via ‘ Cameras are the #3 fastest declining e-commerce category in the past 12 months – Photo Rumors (https://photorumors.com/2020/04/21/cameras-are-the-3-fastest-declining-e-commerce-category-in-the-past-12-months/)
米国の3月ですから当然コロナウィルスの流行が大きくeコマースの売り上げが昨年とは全く違う状況になっているようですね。
“The E-commerce landscape has dramatically shifted as many states implement stay-at-home orders and “non-essential” businesses temporarily close to prevent the spread of Coronavirus.”
Via ‘ Stackline’s News and Insights — Top 100 Fastest Growing & Declining Categories in E-commerce (https://www.stackline.com/news/top-100-gaining-top-100-declining-e-commerce-categories-march-2020)
そこで減った製品の第3位にカメラ製品がランクインしているという結果になっています。
カメラはそこで−64%ですので、昨年の三分の1強しか売れていないということですね。
また、カメラバッグが17位で−54%、ドローンが22位で−50%、カメラレンズが32位で−47%、ビデオカメラが36位で−46%です。
トップからこの37位のホイール/タイヤ、38位の二輪パーツまではカメラ以外の主要な工業製品と言えるモノは見当たりませんので、カメラ業界が最も影響を受けていると言って良いのかもしれません。
但し、カメラの売り上げが年々低下していましたので、相乗効果ということもあるかと思います。
ちなみに、トップは旅行鞄とスーツケース、2位はブリーフケースということでこれらは外出することが出来なくなったことが直接影響がある製品ということですね。
一方で、売り上げが伸びた製品ですが、30位にモニター製品が入っていますので、自宅でPCを使う時間が当然増えているかと思います。
日本の状況はどうなのでしょうか?
今月初旬にCIPAが2月迄の統計を発表しましたが、3月の統計は米国と同じ傾向になるのでしょうか?心配です。
ちなみに、日本のamazonの売れ筋ランキングは各製品別のランキングになっていて全体の総合ラインキングは出ていないのですが、欲しい物ランキングを見るとゲーム製品が多いようですね。。。。