NIGEL DANSON 氏が5月17日に自ら撮影された作品のRawファイルを公開し、世界中の方に現像した写真を発表してもらうRAW EDIT CHALLENGEを開催したところ、たった1日で1000人以上の方がチャレンジされたということです。
“These are some of my favourite from the over 1000 images on my recent edit my RAW files challenge. Thanks so much to everyone who entered. “
Via ‘ RAW edit challenge — Nigel Danson (https://www.nigeldanson.com/blog/raw-edit-challenge)
3つのRAWファイルがダウンロードできます。
1枚目と2枚目がNikon Z7、3枚目がFUJIFILM X-T3で撮影された写真ということです。
そして、RAWファイルを独自のテクニックで編集し公開された皆さんの写真に対し、氏がそれらのテクニックを解説されたプロジェクト動画もアップされています。
夕日の周りにグローやフレアを追加されてたり、部分的なライティングの追加、白飛び気味にさせたり空をドラマチックに明暗を付けたり、特定の色を強調し色相をずらしたり、色飽和寸前まで追い込んだり。
極端な例だと、多重露光やコラージュのような編集をされている方もいらっしゃいます。
またクロップとシャープネス、クラリティ、ヘイズの調整テクニックも大切だということも判ります。
そしてどのようなレタッチをしたとしてもやはり撮影した瞬間の素晴らしい着目点、構図、露出がしっかりしてることが作品の基礎になることは変わらないようなきがしました。
逆に下手なレタッチをすると写真が台無しになるということも忘れてはいけないと思います。
少し前に、写真コンテストでのレタッチのやり過ぎ問題という話題がバズりましたが、今回のようにレタッチの方に注目して見てみるのも面白いと思います。
カメラや写真に精通されている審査員の方であれば、写真を見れるだけで撮影から現像、レタッチまで何をされているかすぐに判る筈なので、応募される方も現像テクニックの技術不足で受賞されない場合もあるなど前提で作品を仕上げれば良いだけのような気がします。
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